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競技力低下の海外組、レバノン戦でリズムの回復を狙う

競技力低下の海外組、レバノン戦でリズムの回復を狙う

Posted March. 24, 2016 07:31,   

Updated March. 24, 2016 07:37

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「代表戦で自信を取り戻したい」

24日、京畿道安山(キョンギド・アンサン)のワスタジアムでレバノンとサッカー・ワールドカップ(W杯)2018ロシア大会アジア2次予選の第7戦を行う韓国代表メンバーたちの心境だ。今回の代表メンバーには得点力不足に苦しんでいるFWや所属クラブで出場機がつかめず競技力が低下している海外組が多い。彼らは、韓国より戦力の弱いレバノンを相手に競技力の回復を狙っている。歴代の対戦成績は韓国がレバノンに8勝2分け1敗とリードしている。

FW黄義助(ファン・ウィジョ=城南)と李庭協(イ・ジョンヒョプ=蔚山)はKリーグ2試合に出場したが、得点はない。黄義助は、「レバノン戦とタイとの強化試合(27日)を成長のチャンスにしたい。相手守備の集中マークという殻を割って出たい」と話した。負傷から回復したものの、なかなか以前の調子が戻らない李庭協は、「代表で生き残りたいという強い気持ちでゴールを狙いたい」と語った。

ウリ・シュティーリケ監督は、「石鉉俊(ソク・ヒョンジュン=FCポルト)は22日に合流するなど、日程に余裕がなく十分な練習ができない状態なのでレバノン戦に先発でプレーするのは難しい」と話した。このため、レバノン戦の最前線は黄義助や李庭協が先発出場しそうだ。

韓国代表の中核を担う海外組の中には実戦感覚が低下している選手が多い。イングランド・プレミアリーグ(EPL)、クリスタル・パレスの李青龍(イ・チョンヨン)は所属クラブで6試合連続で出場機会を与えられていない。李青龍は、「試合に出れないのは選手自身にも責任がある。代表チームで活躍して、EPLにもつなげたい」と話した。MF奇誠庸(キ・ソンヨン=スウォンジーシティ)も最近、細かいケガに悩まされリズムの調整に困っている。

代表チームは、すでにW杯アジア最終予選進出を決めている。このため、レバノン戦はスランプに陥っている選手たちにとっては、心理的なプレッシャーを感じないで競技力を引き上げるチャンスだ。シュティーリケ監督は、「所属クラブで主力でない選手たちに出場機会を与えて競技力を確かめたい」と話した。韓国代表は、レバノン戦やタイとの強化試合で最多連続試合無失点勝利記録(7試合)と最多試合連続無失点記録(0-0の引き分けを含め8試合)の更新に挑む。



정윤철기자 チョン・ユンチョル記者 trigger@donga.com