投資活性化のために政府が建設を進めてきた複合リゾートが、仁川永宗島(インチョン・ヨンジョンド)に建設される。
文化体育観光部(文体部)は昨年から開始した「複合リゾート開発事業計画の公募(REP)」を審査した結果、米複合リゾート運営会社・MTGAと韓国のKCCグループが共同出資した「インスパイア・インティグレーテッド・リゾート(IR)」が最終事業者に選ばれたと、26日明らかにした。
これを受け、インスパイアIRは、仁川中区雲西洞(チュング・ウンソドン)の仁川空港第2国際業務地区(IBC-II)の敷地に、外国人向けカジノやホテル、テーマパークを含めて、総面積40万5150平方メートルの複合リゾートをオープンすることになる。
今後4年間、計1兆5483億ウォンを投資して、2020年にオープンする予定だ。
文体部は昨年2月に複合リゾート事業公募を開始し、11月から最終事業計画書を出した国内5つの地域の6つの事業を対象に、審査を行ってきた。
一方、今回の選定を受け、仁川永宗島には今後、3ヵ所の外国人向けカジノが建設されることになった。パラダイスグループの「パラダイス複合リゾート」は来年、1段階オープンを予定しており、「リポ&シザーズ(LOCZ)複合リゾート」は、2018年の第1段階オープンを目標に、今年中に着工する。
박재명 パク・ジェミョン記者 기자