環球時報「韓米軍事行動の時は中国も介入」

中国国営の環球時報が１７日、韓半島の戦争を防止するために中国が東北地方に対する軍事的配備を強化する必要があると主張した。

環球時報は社説で、「中国が北東アジアで軍事力を強化し、対応能力を高めれば、各国は妄動をせずおとなしくなるだろう」と主張した。同紙は、「韓国と米国が北朝鮮に対して『外科的手術』的な攻撃を加えれば、北朝鮮も反撃して韓国も大きな被害を受け、在韓米軍基地も安全ではないだろう」とし、「韓米が３８度線を越えて全面的な軍事行動に出れば、中国も軍事介入を考慮しなければならないという学者の見解を支持する」と明らかにした。

環球時報が、「韓米が３８度線を越えて」と具体的に仮定して韓半島の軍事衝突の可能性に言及するのは異例のことだ。

一方、米カリフォルニア州ランチョミラージュのサニーランズで開かれた米国と東南アジア諸国連合（アセアン）１０ヵ国の首脳会議は、北朝鮮制裁のない共同声明を発表し、１６日（現地時間）に閉幕した。オバマ大統領とアセアン首脳たちは、北朝鮮との貿易縮小や軍事協力の中止などについて議論したが、皆が同意できるレベルの北朝鮮制裁案には至らなかった。一部ではラオスやカンボジアなどが中国との関係悪化を受け入れてまで北朝鮮制裁に賛成できなかったものとみている。

베이징=구자룡특파원 bonhong@donga.com · 워싱턴=이승헌　北京＝ク・ジャリョン特派員 특파원ddr@donga.com