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北朝鮮、東海でも短・中距離ミサイル発射の動き

北朝鮮、東海でも短・中距離ミサイル発射の動き

Posted February. 05, 2016 09:10,   

Updated February. 05, 2016 09:17

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北朝鮮が8日から25日の間に予告した長距離ミサイルの発射を前後して、さらなるミサイル挑発を行う動きが確認された。4日、軍消息筋によると、江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)や旗対嶺(キッテリョン)一帯など東海(トンヘ・日本海)岸地域で弾道ミサイルを載せた輸送起立発射台(TEL)数台が移動する様子が韓国と米国の情報当局に確認された。

TELに載せられた弾道ミサイルは、「スカッド」(短距離)と「ノドン」(中距離)だという。軍は、北朝鮮が長距離ミサイルの発射を前後して、様々なミサイルを発射する可能性に備えている。軍関係者は、「TELでいつでも弾道ミサイルを発射できるため、動向を注目している」と述べた。

朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は同日、北朝鮮の長距離ミサイル発射と関連して、「強力な国連制裁を通じて、核を放棄しなければ(北朝鮮が)存続できないということを国際社会が悟らせなければならない」と述べたと、金聲宇(キム・ソンウ)大統領広報首席が伝えた。

朴大統領は、北朝鮮の長距離ミサイル発射を「韓半島の平和と世界平和に脅威を与える行為」と規定し、「決して容認できない」と強調した。また、「国連制裁が議論されている中、再び挑発を公表することは、国連制裁を恐れないということだ」とし、「韓半島の平和を定着させる意志はなく、ただ北朝鮮体制を持続させるための手段であり苦肉の策だ」と指摘した。

北朝鮮核問題を協議する6者協議の中国首席代表・武大偉韓半島事務特別代表は、3日間の訪朝日程を終え、4日に北京に戻った。武代表は空港で記者団に対して、「すべき話はした」とし、「結果がどうなるか今は分からない」と話した。長距離ミサイル発射を自制するよう北朝鮮に求めたが、確答は聞けなかったとみえる。



윤상호군사전문기자 ysh1005@donga.com · 장택동 will71@donga.com