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射殺されたテロ首謀者、難民を装う

Posted November. 21, 2015 08:57,   

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18日、パリ警察の制圧作戦中に射殺されたテロの首謀者アブデルハミド・アバウド容疑者(28)は、どのようにしてシリアからフランスに潜入できたのか。モロッコ系ベルギー国籍のアバウド容疑者は、1月、フランスの週刊誌シャルリ・エブドのテロ直後、ベルギーでテロを計画して摘発され、シリアに逃げたという。

しかし、フランスのカズヌーブ内相は19日、「パリの連鎖テロが起きた3日後の16日に、EU加盟国でない他国の情報機関からアバウド容疑者が最近までギリシャにいたという情報を受けた」と話した。そのため、アバウド容疑者はシリアではなくギリシャにいて難民に紛れて「偽装難民」としてパリに入ったのではないかという見方が信憑性を得ている。フランス情報当局は、アバウド容疑者がパリに入ったことをテロが起きた後に把握した。

このように取締りの網に穴が空いていたにもかかわらず、素早くアバウド容疑者を追跡できたのは、テロ直後にバタクラン劇場の外で発見されたテロ犯の携帯電話のお陰だ。フランス情報当局関係者は、「携帯電話にテロ犯がやりとりしたメールやアバウド容疑者の従姉妹とされるアスナ・アイトブラセン容疑者(26=自爆死亡)の連絡先があったことから、アイトブラセン容疑者が住んでいるサンドニのアパート襲撃が可能となった」と伝えた。

一方、アバウド容疑者の父親(モロッコ在住)は、「息子を普段『サイコパスや悪魔』と考えていた。死んだので安心した」と吐露したと、19日にCNN放送が報じた。彼は弁護士を通じて、「息子は2013年頃からイスラム極端主義にはまり、弟にも欧州式の教育ではなくイスラム式の教育を受けさせなければならないと主張して、昨年1月、弟まで連れてシリアに渡り、イスラム国に合流した」とし、「息子を弟の誘拐で告訴までした」と明らかにした。一方、今回アバウド容疑者と共にアパートで死亡した従姉妹のアイトブラセン容疑者の知人たちは、彼女が「酒をよく飲むうえタバコも吸い、ナイトクラブでパーティを楽しんだ。コーラン(イスラム経典)を読んだりモスク(イスラム教寺院)を礼拝することもほとんどなかった」と伝えた。

パリ連鎖テロに使われた爆弾ベストを製造したとされるムハンマド・クアレド容疑者(19)は18日夕方、フランス北部のリールで警察に投降した。



raphy@donga.com