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[オピニオン]問題発言の不動産王、トランプ氏が米大統領?

[オピニオン]問題発言の不動産王、トランプ氏が米大統領?

Posted July. 24, 2015 07:26,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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来年の米大統領選に名乗りを上げたドナルド・トランプ氏が突然、韓国を攻撃し始めた。トランプ氏は21日、サウスカロライナ州サンシティでの講演中、「サウジアラビアは1日に数十億ドルを得ながら、何か問題が生じると米国の軍隊が解決してやらなければならない」と述べたのに続き、「韓国もそうだ。韓国は狂っている」と発言した。寝耳に水とはこのことだ。韓米同盟の存在理由はむろんのこと、韓国が毎年1兆ウォンの在韓米軍分担金を出していることすら分かっていない「狂った発言」だ。

◆トランプ氏は先月16日、共和党候補への出馬を宣言する記者会見を「問題発言」で飾った。トランプ氏は、メキシコからの不法移民者を性犯罪者であり麻薬犯罪者だと攻撃し、「南の国境に巨大な防壁をつくる」と主張した。その後、ジョン・マケイン共和党上院議員に対して、「戦争の英雄ではない。捕らえられたから戦争英雄になった」と攻撃した。共和党候補指名争いのライバルであるリンジー・グラハム上院議員には、「ばかなグラハムが私を間抜けと呼んでいる」と発言した。

◆人種差別発言と無差別なライバルへの攻撃にもかかわらず、トランプ氏の人気は上昇している。トランプ氏は21日に発表された世論調査で24%を獲得し、2位のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(13%)、3位のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(12%)を退けて1位になった。先月24日、ブッシュ氏(15%)に続き11%で2位だったトランプ氏が強気になるだけの変化だ。トランプ氏の口はさらに暴走するだろう。

◆トランプ氏、強い米国の復活を期待する共和党有権者と白人主流階層を狙った政策を掲げ、人気を得ていると分析されている。外国人不法滞在者への攻撃などに代理満足を感じる有権者が支持を送っている。フランスの極右政党のジャン=マリー・ル・ペンが、外国人を集中攻撃し、02年の大統領選挙で決選にもつれこむ旋風を起こした例もある。しかし、米国民の良識を考えれば、「大統領ドナルド・トランプ?ただノーを」というタイトルの最近のニューヨーク・タイムズのコラムが、問題発言の結末をしっかりと予想しているようだ。

方炯南(パン・ヒョンナム)論説委員 hnbhang@donga.com



hnbhang@donga.com