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空席53日、大統領政務首席秘書官に労働界出身の玄伎煥氏

空席53日、大統領政務首席秘書官に労働界出身の玄伎煥氏

Posted July. 11, 2015 07:10,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は10日、玄伎煥(ヒョン・ギファン)元議員(写真)を大統領政務首席秘書官に任命した。前任の趙允旋(チョ・ユンソン)氏の辞任から53日ぶりだ。玄伎煥氏は、与党セヌリ党の劉承旼(ユ・スンミン)前院内代表の辞任で溝が深まった与党と大統領府の関係の修復という責務を任されることになった。

玄氏は、全国金融労働組合連盟副委員長と韓国労働組合総連盟の対外協力本部長を経験した労働界出身。2006年、セヌリ党の前身ハンナラ党の副報道担当として中央政治に足を踏み入れ、第18代国会議員を経験した。親朴系(朴大統領系)で朴大統領がセヌリ党非常対策委員長として2012年の総選挙を陣頭指揮したとき、党の総選挙候補推薦委員会委員として公認候補決定に深く関わった。昨年の6・4地方選挙では実務企画団長として選挙戦略の樹立を任された。

玄氏は、朴大統領と直接通話ができる数少ない一人に挙げられる。セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表とも近い。朴大統領と金代表間の対話チャンネルの復元に適任者と言える。劉承旼氏の辞任を巡る混乱以降、朴大統領の今回の人事は、与党との関係修復に意欲を示したものと受け止められている。