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セウォル号の引き上げ費用は1205億ウォン、業者は国際入札で選定

セウォル号の引き上げ費用は1205億ウォン、業者は国際入札で選定

Posted April. 09, 2015 07:22,   

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旅客船セウォル号の船体引き上げが決まれば、政府はオランダや米国の専門企業のうち一つに引き上げを依頼するという。引き上げ費用は1205億ウォンと試算される。

8日、海洋水産部(海水部)によると、政府は船体引き上げを巡る技術検討報告書を早ければ今週中に公開する。同報告書にはセウォル号の引き上げ方やその時期、費用などが含まれる。セウォル号特別法施行令の補足対策も一緒に発表されるという。

セウォル号引き上げ方針が最終的に確定すれば、政府は国際入札を通じて、引き上げ企業を選ぶことになる。現在、オランダや米国の会社が有力候補として検討されている。日本や中国の会社も参加意思を明らかにしたが、相対的に技術力が低く、事実上除外されている。複数の韓国企業も外国企業とコンソーシアムを組んで参加を進めているが、作業過程でのコミュニケーション問題が起きかねず、選定される可能性は高くないという。

引き上げ費用は、コンサルティング費5億ウォンを含め、計1205億ウォンに上る見通しだ。海水部の朴焌權(パク・ジュングォン)港湾局長は、「引き上げの順調な進み具合や気象条件などをそれぞれ3段階に分けて検討した後、平均値を算出した」と説明した。

一方、海水部はセウォル号と関連して、昨年末まで1854億ウォンの費用がかかったと明らかにした。また事態が収束するまで、引き上げ費用を含め、さらに3694億ウォンが必要だと試算した。



jikim@donga.com