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人の顔色をうかがう時に活動する脳細胞を発見…自閉症治療の糸口に

人の顔色をうかがう時に活動する脳細胞を発見…自閉症治療の糸口に

Posted March. 02, 2015 13:45,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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人の顔色をうかがう時に活動する脳細胞が初めて発見された。自閉症のような社会性障害の治療に役立つことが期待される。

米ハーバード大学医学部のカラン・ヘロシ研究員は、サルからこのような機能の脳細胞を発見し、世界3大科学ジャーナル「セル」の2月26日付で発表した。

これまで医学界では、「ミラーニューロン」という脳細胞が相手の行動を見て反応し、同じ行動をしたり共感するという事実は知られていた。相手の考えを推測する機能の脳細胞があることは仮定されていたが、実際に発見されたのは初めて。

ヘロシ氏は、赤毛ザル8匹をジョイスティックを利用してモニターを見てゲームができるように教育した。その後、社会関係の情報を学習する脳前部にある領域(前帯状回皮質)に電極を挿入し、2匹のサルに並んでゲームをさせ、脳の反応を測定した。自分が裏切り相手が協力した場合、6本のジュースを与え、相手には1本しか与えなかった。2匹とも裏切った場合、ジュースを2本ずつ与えた。2匹とも協力を選択した場合、ジュースを4本ずつ与えた。

実験の結果、サルの選択は34.7%が協力的だった。2匹とも協力したのは17.1%だった。特に、相手が前のゲームで裏切った場合、協力を選択する傾向は26%と大幅に低下したが、互いに協力した場合、62.1%が再び協力を選択した。

サルの脳の反応を調査した結果、前帯状回皮質にある脳細胞の約3分の1が、別のサルがどんな行動をするかに注目している間、活性化することが明らかになった。

研究陣はこれらの脳細胞の特徴を分析し、相手のサルがどんな選択をするのか約79.4%の正確さで予測することができた。また、研究陣が脳細胞に電気刺激を加えると、サルの協力的行動が少なくなった。ハーバード大学医学部神経外科のジブ・ウィリアムス教授は、「サルの脳を刺激する時に使った技術は、うつ病やパニック障害の治療に活用される技術と非常に似ている」と話した。



jxabbey@donga.com