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大邱出身の秋美愛議員を最高委員に、党人事に早くも文在寅カラー

大邱出身の秋美愛議員を最高委員に、党人事に早くも文在寅カラー

Posted February. 14, 2015 07:19,   

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最大野党・新政治民主連合の指名職の最高委員に当選4回の秋美愛(チュ・ミエ)議員と韓国労組委員長出身の李龍得(イ・ヨンドゥク)元最高委員が任命された。両氏は共に大邱・慶尚北道(テグ・キョンサンブクト)出身で非盧系(非盧武鉉氏系)。文在寅(ムン・ジェイン)代表が党大会の公約として明らかにした「蕩平人事」(偏らず、広く人材を抜擢する人事)や全国政党化の意志が反映されているという評価が出ている。

新政治連合は13日、最高委員会議でこのように決定した。同党の最高委員は、党代表や院内代表などの当然職委員を含め選出職(5人)、指名職(2人)の計9人で構成される。

秋最高位員は大邱出身で、代表的な女性重鎮議員だ。金大中(キム・デジュン)元大統領に抜擢されて政治に入門した秋氏は、党内派閥がはっきりしていない非盧系とされる。2003年にヨルリンウリ党が分党してときは新千年民主党に残った。所信がはっきりしていて、「チュダルク(秋美愛+ジャンヌダルク)の異名で呼ばれている。

慶尚北道安東(キョンサンブクド・アンドン)出身の李最高委員が、指名職最高委員を務めるのは、今回が4回目だ。2011年12月、民主党と市民統合党、韓国労組などが統合して民主統合党が誕生してから、ずっと労働界分の最高委員を務めた。党全国労働委員会委員長も務めている。

党戦略広報本部長には、全羅北道(チョルラブクド)出身で当選2回の李春錫(イ・チュンソク)議員が任命された。李議員は、全羅北道益山(イクサン)甲出身で孫鶴圭(ソン・ハッキュ)氏系に分類されている。院内副代表や報道担当を歴任した。

今回の人事は8日の代表就任以来、文代表が行った3度目の人事だ。同日まで、元共同代表のキム・ハンギル氏や安哲秀(アン・チョルス)氏系の人物を除き、孫鶴圭氏系、丁世均(チョン・セギュン)氏系、朴智元(パク・チウォン)氏系、金槿泰(キム・グンテ)氏系など、主要派閥の関係者らがあまねく抜擢された。党執行部は、報道担当グループをはじめ首席事務副総長など主なポストの人選を行う計画だ。