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「高校生も大胆に起用する」 ハンドボールの尹京信新監督が大改造構想

「高校生も大胆に起用する」 ハンドボールの尹京信新監督が大改造構想

Posted February. 11, 2015 07:29,   

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「最長新監督だって?まあね。(キム)セジンも僕よりは低いですからね」

ハンドボール男子韓国代表の尹京信(ユン・ギョンシン、42=斗山・写真)は身長では「最高」監督じゃないかという質問に陽気になった。尹監督の身長は203センチ。プロバスケットOK貯蓄銀行のキム・セジン監督より3センチ高い。

「バスケの徐障勲(ソ・ジャンフン)とかキム・ジュソンが監督にならない限り、自分が最高ですね。ははは」

尹監督はハンドボールの生きる伝説だ。五輪には5度も出場した。アジア大会では5個の金メダル(1990、1994、1998、2002、2010年)も獲得している。尹監督は2度の世界選手権と2004年のアテネ五輪で得点王になった。ドイツ・ブンデスリーガでは11年間8回も得点王になった。

仁川(インチョン)アジア大会で銀メダルに留まった男子代表は、2018年のジャカルタ大会まで尹監督に代表チームを任せた。

「今は後輩たちに自信を与えるべきです。無謀な挑戦かもしれないけど、自分の心臓が先に反応したんです」

尹監督は、大改造に取り組むつもりだ。大胆に有望株を抜擢し、代表チームの主力選手の技量はさらに磨きをかけるという。6日に発表された代表メンバーに高校生のパク・ジェヨン(大田テソン高)やキム・ヨンビン(富川工業高校)を含ませた所以だ。尹監督は「アジア大会や五輪で結果を出すために若い選手を使うことができなかった。サッカー代表のイ・ジョンヒョプ(尚州)のような選手が出てこなければならない」と話した。

選手の目線に合わせたコミュニケーションも公約した。尹監督は「自分は時代に恵まれた。感謝の気持ちで、選手たちが自分のことを見下ろせるようにしたい」と語った。

尹監督の腕が試される初舞台は今年11月に行われる2016リオ五輪のアジア地域最終予選だ。五輪出場の切符はたったの1枚。仁川アジア大会で韓国を破って金メダルを獲得したカタールを越えなければならない。殆どの代表選手が帰化しているカタールは、先月開幕した世界男子ハンドボール選手権でも準優勝に終わった。尹監督は「選手がカタールを相手にした後、相当衝撃を受けて落ち込んでいた。まず自分から闘争的にならなければならない」と決意を語った。

左利きの尹監督だが、最近は右腕を良く使っている。作戦ボードに右手で戦術を書くのが楽しいようだ。使い慣れた左腕ではなく右腕で第二のハンドボール人生を生きて行きたいという。「右腕はまだフレッシュなんだ」。