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「レアルがイ・スンウにオファー」 スペイン紙が1面トップで報道

「レアルがイ・スンウにオファー」 スペイン紙が1面トップで報道

Posted February. 04, 2015 07:14,   

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スペインの有力紙が「韓国のメッシ」イ・スンウ(17=FCバルセロナ・フベニルA)のレアル・マドリード移籍説を1面トップで報じた。移籍が実現するかどうかとは別に、名門クラブが関心を示していること自体、イ・スンウの価値を物語っている。

スポーツ紙「マルカ」は3日付で、「バルセロナの宝石、イ・スンウがレアル・マドリードから移籍のオファーを受けた。イ・スンウは去就について悩んでいる」と伝えた(写真)。その上で「イ・スンウは昨年、国際サッカー連盟(FIFA)から懲戒処分を受け、現在公式戦に出れない状況だ」と書いた。

同紙は、昨年のアジアサッカー連盟(AFC)のU−16(16歳以下)選手権で得点王と最優秀選手(MVP)となり、韓国の準優勝をけん引したイ・スンウの活躍を伝え、「韓国の真珠」だと紹介した。マルカの報道に先立っては、スペイン紙スポルトも「レアル・マドリードがイ・スンウの獲得を推進している。フロレンティーノ・ペレス会長はイ・スンウを加入させてバルセロナにダメージを与えようとしている」と報じた。

イ・スンウは2010年の韓国対スペインの交流戦を通じてスペインクラブから注目を集め、翌年にはルセロナ傘下のインファンティルA(14歳以下)に加入。2011〜2012シーズンにはチーム最多得点をマークするなど大活躍した。フベニルB(18歳以下)を経て、現在フベニルAに所属している。フベニルAはバルセロナのユースチームでは最上位で、プロ2部リーグのバルセロナBのすぐ下のユースチームだ。

イ・スンウは2013年にバルセロナと5年契約を結んだ。だがバルセロナがユース獲得に関連した規定を違反したとしてFIFAの懲戒処分を受け、満18歳になる来年1月まで公式試合に出場できなくなった。レアル・マドリードは、FIFAの処分がバルセロナに限定されたものだという論理で、イ・スンウを説得しているという。