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歌手イ・スンチョルが日本で入国拒否、独島関連活動が原因か

歌手イ・スンチョルが日本で入国拒否、独島関連活動が原因か

Posted November. 11, 2014 03:11,   

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光復節(クァンボクジョル=日本植民地支配からの独立記念日)に「独島(トクト)ミニコンサート」を開いた歌手・イ・スンチョル(48)が日本出入国管理事務所で入国を拒否されたと主張した。

イ氏は10日、「9日午前、日本にいる知り合いに会うため羽田空港に到着したが、釈然としない理由で4時間も抑留され、同日午後帰国した」と述べた。イ氏は約20年間に渡って15回も日本を行き来したが制裁を受けたことはなく、日本でコンサートも開いていたことから、最近の独島関連活動が原因になったものと推測されている。

イ氏の公演企画会社「ジン&ウォン・ミュージック・ワークス」の金ユシク代表は、「イ・スンチョル氏が出入国管理事務所の職員に理由を聞くと、『最近メディアで報道された件のため』と答えたという。妻の朴ヒョンジョン氏まで入国を拒否されたことについては、これといった釈明をしなかった」とし、「引き続き抗議すると、24年前に大麻を吸飲した事実に言及した。特定の人に対する事前調査および標的入国拒否が疑われる」と伝えた。

イ・スンチョルは光復節を控え、今年8月14日、脱北青年団体「ウイズユー」の合唱団員40人と独島で「ホルロアリラン」と統一への夢を語った新曲「その日に」を歌った。

韓国の芸能人が独島関連活動を行った後、日本入国を拒否されたのは今回が初めてではない。12年8月には、山口壯外務副大臣が、当時「8・15記念の独島水泳横断プロジェクト」に参加した俳優ソン・イルグクに対して「申し訳ないが、これから日本に来るのは難しいだろう。それが日本の国民的感情だと思う」と述べ、議論になった。「独島は我が領土」という楽曲を作り歌った歌手チョン・グァンテは、96年日本大使館からビザ発給を拒否された。イ・スンチョルは、「我が国、我が領土に対する正当な権利について、このような形で問題視するのなら、また日本入国を拒否されることがあっても積極的に対応し、戦っていく考えだ」とコメントした。