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米、「PAC3」136機の韓国販売を承認

米、「PAC3」136機の韓国販売を承認

Posted November. 08, 2014 07:14,   

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米国防総省の国防安全保障協力局(DSCA)は6日、「国務省は、韓国に対外有償軍事援助(FMS)方式で136機のパトリオット(PAC3)ミサイルと関連装備や部品、訓練、支援などの販売を承認する決定を下し、議会に通知した」と明らかにした。

PAC3は、敵陣から飛んでくる弾道ミサイルを40キロメートル上空で迎撃する下層防衛システムで、韓米両国が戦時作戦統制権返還の必須条件に提示した韓国型ミサイル防衛(KAMD)システムの核心要素だ。

米国防総省は、議会に送った報告書で、「今回の取り引きは、同盟である韓国の安全保障と自衛能力の維持・増強を図るものであり、米国の外交政策と国家安保目標にも合致する」とし、「PAC3体制が構築されれば、低高度弾道ミサイルの脅威をはねのける能力が高まり、この地域に配備された米駐留軍への依存度も減少するだろう」と説明した。

国務省の要請を受けた議会は、15日以内に承認の有無を決定する。議会が承認すれば、米政府は購買受諾書(LOA)を作成し、韓国政府がこの文書に署名すれば、契約が成立する。予想価格は14億500万ドル(約1兆5660億ウォン)で、主な契約社はロッキード・マーティン社とレイシオン社。