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北朝鮮無人機のエンジンは日本製、3年前から輸入

北朝鮮無人機のエンジンは日本製、3年前から輸入

Posted April. 10, 2014 03:21,   

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韓国の情報当局は、北朝鮮が3年前より無線操縦(RC)の模型飛行機に使われるグロー(Glow)エンジン10数台を、日本から輸入していた事実をつかんでいたことが、確認の結果分かった。情報当局は、北朝鮮がこのエンジンを改造して、小型無人航空機のエンジンとして使ったと、暫定的に結論付けたという。

9日、政府筋によると、情報当局は昨年末、北朝鮮が11年末から日本国内の取引先を通じて、グローエンジン10数台を、3、4回に渡って購入したことをつかんだ。情報当局は、このエンジンは北朝鮮への持ち出しが禁止されている戦略物資に該当せず、具体的な用途などについて、あまり注意を払わなかったという。

メチルアルコールと潤滑油を混ぜた燃料を使用するグローエンジンの出力は、ガソリンエンジンの半分程度だ。軍の消息筋は、「北朝鮮がグローエンジンを改造して、小型無人機向けガソリン用エンジンを作り、飛行距離を大幅に伸ばしたことがわかった」と話した。情報当局は、北朝鮮が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)組織などを通じて、エンジンや関連部品を調達したと判断しており、これを受け、日本政府と協力し、関連組織や取引先への制裁策について検討する計画だという。