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還暦を迎えた韓米同盟、中国の浮上で進化しなければ

還暦を迎えた韓米同盟、中国の浮上で進化しなければ

Posted October. 01, 2013 03:27,   

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今日は韓米相互防衛条約締結60周年の日だ。韓米同盟は、韓国戦争の廃虚から立ち上がり、産業化と民主化を同時に成し遂げるうえで堅固な垣根になった。防衛条約の締結により、米軍は国連軍の一員として韓国に継続して駐留し、北朝鮮の武力挑発の抑止となった。付属合意書「軍事経済援助合意議事録」によって、韓国は1961年まで27億ドルの支援を受けた。

韓米同盟はただで得られたわけではない。1949年6月、在韓米軍を撤収させた米国は、李承晩(イ・スンマン)大統領が安全保障の不安解消のために相互防衛条約を要請すると、「前例がない」と否定的な態度で一貫した。韓国戦争で多くの戦死者を出した米国が休戦協定を急ぐと、李大統領は休戦協定締結に反対し、米国に圧迫を続け、防衛条約を勝ち取った。韓米同盟は、国際情勢に明るかった李大統領の重要な政治功績だ。

韓米関係が浮沈を繰り返す中、韓米同盟は進化していった。2009年、両国は同盟未来ビジョンを採択し、韓半島と東アジア地域の安保協力にとどまらず、世界の問題に共同で貢献する包括的価値同盟に進む土台を築いた。韓米自由貿易協定(FTA)締結も堅固な同盟維持のさらなる強固な柱となった。

新たに開かれるアジア太平洋時代を迎え、韓米同盟は中国の浮上という新たな変数と調和していかなければならない。究極的には米国と中国が韓半島と東アジア地域で衝突することがないよう平和の促進者(facilitator)役となる必要がある。いつ運命のように訪れるかもしれない韓半島の統一に向けても米中両国の協力は欠かせない。

今日は創軍65周年になる国軍の日でもある。折しも韓国を訪れているヘーゲル米国防長官と韓米安保協議会(SCM)を開き、2015年12月に予定された戦時作戦統制権返還の再延期など安保問題が協議される。この機に、脅威となっている北朝鮮の核戦争力と韓国軍の戦作権転換態勢を冷静に評価し、再延期の速やかな決定を下すことを期待する。さらに、韓米間の最大懸案である在韓米軍防衛費分担金交渉と原子力協力協定でも、同盟の精神に立ってウィン・ウィンの妥協の道を模索しなければならない。

永遠の同盟は存在しないと言うが、韓米同盟は世界で最も成功的な同盟の一つという評価を受けている。韓米同盟はアジアへの復帰を追求する米国にとっても戦略的利益だ。