Go to contents

「独島は歴史的に韓国の領土」 日本の有識者らが記者会見

「独島は歴史的に韓国の領土」 日本の有識者らが記者会見

Posted May. 22, 2013 05:23,   

한국어

日本の歴史学者などからなる「竹島(独島(トクド)の日本名)に反対する市民の会」のメンバー4人が21日、釜山(プサン)市役所で記者会見を開き、「独島は韓国の領土だ」と主張した。同日の出席者は、久保井規夫元桃山学院大学教授、𩩲田伊彦元樟蔭女子大教授、坂本悠一元九州国際大学教授、一戶彰晃青森雲祥寺の僧侶の4人。

久保井元教授は同日、自分が持っている独島関連地図30枚あまりのうち、1775年度の江戸幕府時代に、長久保赤水が作った「日本輿地路程全図」など、10数種類の史料を公開した。久保井元教授は、「1775年に制作された古地図には、鬱陵島(ウルルンド)と独島を日本領と表示していたが、幕府側が1779年の改訂版でそれを正し、韓国領と表記した」と明らかにした。また鬱陵島と独島を韓国領と表記した1750年の日本地図も紹介した。

久保井元教授は、「日本政府が、独島を領土問題としてアプローチするのは、韓国を侵略した過去を回避しようとする狙いだ」とし、「来年3月、独島が韓国領土であることを示す歴史副教材を発行し、正しい歴史教育に乗り出す予定だ」と語った。黒田元教授は、「島根県の『竹島の日』の制定や中高校の教科書を歪曲して教育する行為は、日本が力ですべての問題を解決しようとすることだ」と批判した。

「竹島に反対する市民の会」は4月22日、大阪で結成された。会員は400人あまり。「竹島(の日本領土の主張に)反対」、「平和憲法改正反対」など、日本の軍国主義の復活を批判するデモを行った。22日には、鬱陵島の独島博物館を見学したあと、23日午前、船で独島を訪問する予定だ。同日の記者会見の会場には、日本NHKなど、国内外の取材陣50人あまりが詰め掛けてきた。