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李相得被告に懲役2年、鄭斗彦被告に懲役1年

李相得被告に懲役2年、鄭斗彦被告に懲役1年

Posted January. 25, 2013 07:34,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領の実兄で元セヌリ党議員の李相得(イ・サンドゥク)被告(78)に懲役2年の実刑が言い渡された。一緒に裁判を受けたセヌリ党議員の鄭斗彦(チョン・ドゥオン)被告(56)も懲役1年を言い渡されて法廷拘束された。

ソウル中央地裁刑事合意21部(部長判事イ・ウォンボム)は24日開かれた宣告公判で、李被告に懲役刑と共に追徴金7億5750万ウォンを宣告した。鄭被告にも追徴金1億4000万ウォンを宣告した。現在国会が開かれていないため、鄭被告は国会同意の手続き無しに即時に拘置所に収監された。宣告直後、李被告は涙を流しながら法廷を離れた。鄭被告も実刑を予想できなかったらしく、困惑した表情だった。

裁判所は貯蓄銀行の会長から金品を受け取った李被告と鄭被告の公訴事実を殆ど有罪と判断した。裁判部は、「被告人の李相得と鄭斗彦が林錫(イム・ソク)ソロモン貯蓄銀行会長とキム・チャンギョン未来(ミレ)貯蓄銀行会長からそれぞれ6億ウォンと1億4000万ウォンの不法政治資金を受け取った容疑が認められる」とし、「林会長とキム会長の供述に一貫性と具体性があり、これと関連した客観的証拠と関係者らの供述を対照して検討した結果だ」と説明した。また、李被告がコオロン側から議員室運営経費の名目で合わせて1億5750万ウォンを受け取った容疑と、鄭被告が李被告と共謀してキム会長から3億ウォンを受け取った容疑も全て有罪と判断した。

裁判部は、「被告人の犯行は民主政治の発展へかける国民の期待を裏切り、政治不信を深めた行為だ」とし、「特に、企業人から不法政治資金を受け取ったことは、透明でない企業経営による国民負担までもたらすことになり、厳正な対処が避けられない」と説明した。

ただし、裁判部は2人の斡旋収賄の容疑は全て無罪と判断した。裁判部は、「金品提供者が漠然とした期待感を持って金品を与えたことぐらいで斡旋収賄罪が成立するとは言い難い。貯蓄銀行の会長の請託が具体的に実現したと認める証拠も足りない」と話した。

宣告直後、李被告側の弁護人は、「本人の意思を聞いた上で、抗訴するかどうかを決定する」と話した。特別赦免の対象に名前が取り上げられている李被告と検察が共に抗訴を放棄したら、刑が確定されて特別赦免の対象になれるが、一部無罪部分に対して検察が抗訴するしかないと見られ、任期末の赦免対象に含まれるのは難しい見通しだ。



coolup@donga.com