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ジム・ロジャーズ氏「北朝鮮は魅力的な投資先」

ジム・ロジャーズ氏「北朝鮮は魅力的な投資先」

Posted May. 15, 2012 08:38,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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「北朝鮮は投資に値する大変魅力的なところだ。様々なルートを通じて(投資できる)方法を探している」

「商品投資の天才」といわれるロジャーズホールディングスのジム・ロジャーズ会長(69、写真)は10日、米経済専門誌・フォーブスとのインタビューで、北朝鮮について「最近、最も興味を持っている国の一つだ」とし、「現在、投資を進めるためのいくつかの腹案を持っている」と話した。

ロジャーズ会長は、北朝鮮を指名した理由として、「まもなく、韓国との統一が実現するだろうし、(統一韓国は)膨大な潜在能力を持っているからだ」と回答した。合計すれば人口7500万人を上回る統一韓国は、△21世紀の経済中心地に成長した中国と国境を接している上、△膨大な高級人材を保有しており、△莫大な北朝鮮側の天然資源まで備えている国になる、という主張だ。さらにロジャーズ会長は、「日本が韓半島の統一を望まないのも、このためだ」とし、「余りにも強力なライバルは傍に置きたくないというのが本音だ」と付け加えた。しかしロジャーズ会長は、「今のところ、確実な市場そのものがない北朝鮮に投資するのは容易ではない。いくつかの投資の仕方を示したが、(北朝鮮政府当局は)あまり興味を示さなかった」と述べた。

ロジャーズ会長は、北朝鮮と共にミヤンマーや中国を、投資に適した国に取り上げている。ミヤンマーについては、「ミヤンマーは今のところ、北朝鮮と同様進出が難しいが、(経済的に目覚める寸前の)中国を見ているような気がする」とし、「豊富な資源や良質な労働力を保有しており、誰が先に投資するかがカギになるだろう」と話した。

さらに中国については、「現在の政治体制とは関係なく、中国人は歴史的に、企業活動や資本主義がなんであるか、きちんと理解している」とし、「今、私がシンガポールに住んでいるのは、二人の娘に中国語を身につけさせるための配慮からだ」と述べた。ただ、「今は中国の株式市場に投資するよりは、原材料を確保し、中国企業と取引すべきだ」とし、「世界最大工場に成長し、原材料確保に血眼になっているこの国で、優遇を受けながら収益も上げられる最も確実な方法であるからだ」とアドバイスした。

一方、インドや日本への投資には否定的な見方を示した。

ロジャーズ会長は、「観光が目的ならインドを真っ先に推薦するだろうが、ビジネスパートナーなら引き止めたい」とし、「資本主義と外国人投資に対する拒否感が体に染み付いている国だ」と貶めた。特に、インドの旧来の官僚主義は世界最悪であり、ビジネスパートナーとしては適していないと釘を打った。

日本に対しは、「昨年の東日本大震災の際、株を買ったものの、それは危機の際に急落した株を購入するという原則に従っただけだ」とし、「国の債務規模が大きく、人口も早いテンポで減少している深刻な問題に直面している」と診断した。

ロジャーズ会長は今回のインタビューでも、「原材料と農業への投資が未来を保障する」という持論を改めて主張した。21世紀の情報化社会であるほど、手に持っている「現物」が力を発揮すると主張した。ロジャーズ会長は、「特に農産物への投資は、いくら強調しても足りないほどだ」とし、「フォーブスも、早めに『農業雑誌』を創刊すれば、時代を先導することになるだろう」と冗談を飛ばした。また、「まもなく、株のディーラーは職を失い、低所得層に転落し、慧眼を持っている農業従事者が、ランボルギーニを乗り回す時代が到来する」とし、「穀物価格の上昇率が金価格の上昇率を上回る現実を直視すべきだ」とアドバイスした。

一方、最近の米景気回復については、「一時的な持ち直しを繰り返すことになるだろうが、大きな流れはすでにアジアに渡っている」と診断した。



ray@donga.com