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北朝鮮の宋日昊大使、モンゴル出張で飲酒パーティ

北朝鮮の宋日昊大使、モンゴル出張で飲酒パーティ

Posted March. 24, 2012 07:53,   

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北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使(写真)が先週、モンゴル出張時に日本メディアの記者団と女性従業員まで呼んで飲酒パーティをしたことが分かった。

日本側と拉致被害者問題について話し合うためモンゴル・ウランバートロを訪問した宋大使は18日、2軒の飲み屋をはしご酒した。とくに宋大使は、「2軒目は女性従業員がいるところじゃないと駄目」と意地を張り、日本の記者らが「韓国女性」がいる飲み屋を勧めたら、「韓国人は駄目」と断ったりもした。

結局、地元の女性が接客する飲み屋に案内してもらって飲んだと、ある消息筋が伝えた。同日の飲み会は、日朝交渉を取材するため、宿舎の前に陣取っていた日本メディア取材陣に宋大使が先に声をかけて実現したもので、地元の案内人まで入れて約10人が同席した。

このような宋大使の行動は、最近北朝鮮が金正日(キム・ジョンイル)哀悼期間に飲酒行為を厳しく取り締まっているという一部マスコミの報道とは対照的だ。北朝鮮の当局者は、海外出張時も国家安全保衛部所属の監視組がついていて、一挙手一投足を監視されている。同日の飲み会には宋大使の他に北朝鮮当局者もいた。

韓国政府の関係者は23日、「北朝鮮の当局者が外国の記者と一緒にそのような行動をしたのは意外だ」と言い、「日本人記者らの狙いを探るための意図的な行動か、それとも権力中枢の人物でないだけに、強がって見せたかも知れない」と話した。



shcho@donga.com