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露空軍機5機、今月初めに韓国防空区域54キロまで侵犯

露空軍機5機、今月初めに韓国防空区域54キロまで侵犯

Posted February. 27, 2012 08:24,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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今月初め、ロシアの空軍機5機が日本領空に接近し、日本の戦闘機が緊急出撃すると、機首を旋回して韓国の防空識別区域(KADIZ)を侵犯したことが確認された。このため、韓国空軍戦闘機10機が緊急出撃し、ロシアの空軍機をKADIZの外に退却させていたことが明らかになった。

当時、日本の防衛省は、「ロシアの空軍機の大規模な接近飛行は前例がない」と発表し、ロシア空軍は、「正常な飛行訓練だった」と反論した。しかし、具体的な事件の展開については公開されていない。

政府消息筋によると、今月8日、核弾頭を搭載できるTU95長距離戦略爆撃機2機とSU27戦闘機2機、A50早期警報機1機のロシア空軍機5機が日本の北海道と本州付近の上空を飛行し、日本の防空識別区域(JADIZ)を侵犯した。このため、日本航空自衛隊のF15戦闘機が出撃すると、ロシアの空軍機は直ちに韓国側に方向を変えた。

その後、ロシア空軍機が速度を上げてKADIZ周辺の10マイル(約18キロメートル)まで接近すると、鬱陵島(ウルルンド)に配備された長距離対空レーダーがこれを捉え、烏山(オサン)と大邱(テグ)の中央防空統制所(MCRC)に通知した。軍当局は、国際共用通信網で「接近警報放送」を4、5回送ったが、ロシア空軍機はこれを無視し、KADIZを侵犯して領空に接近した。これに対して軍当局は、「侵犯警告放送」とともに大邱と忠州(チュンジュ)空軍基地からそれぞれF15Kを6機、KF16を4機、緊急出撃させた。

同じ時間、ロシア空軍機はすでにKADIZを30マイル(約54キロメートル)以上侵犯して飛行を続けた。しばらくして現場に到着した韓国戦闘機が領空進入を阻止する遮断飛行をして離脱を促すと、ロシア空軍機はその時になってはじめて機首を旋回させ、KADIZを抜けて公海上に向かった。

KADIZは、領空防衛のために1951年に米太平洋空軍司令部が韓半島周辺に設定した空域だ。KADIZは、韓半島周辺8つの地理上の座標を結び、東西の海岸地の上空に沿って帯状に形成され、JADIZと接している。KADIZに他国の飛行機が進入するには、24時間前に国防部の許可を受けなければならない。

ある消息筋は26日、「過去にもロシア空軍機が時々KADIZを侵犯したが、このように深く進入したのは初めてだ」と話した。軍関係者は、「防空識別区域は国際法では領空ではないが、軍事的に準領空に該当する」とし、「周辺国のKADIZ侵犯が大胆かつ頻繁に起こる可能性に備えなければならない」と指摘した。



ysh1005@donga.com