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「独島・離於島艦隊」創設へ 領有権保護で海軍力増強

「独島・離於島艦隊」創設へ 領有権保護で海軍力増強

Posted January. 06, 2012 03:04,   

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独島(トクド、日本名=竹島)や離於島(イオド)など、大韓民国領土の端を守る「独島—離於島艦隊」が創設される予定だ。韓国と日本・中国間の領土紛争を防ぎ、周辺国の海軍力増強に対応するためだ。

5日、国会予算決算特別委員会(予決特委)によると、昨年12月31日国会で成立し、今年度政府予算案で防衛事業庁の先行研究予算が5億ウォン純増額された。国会はこの5億ウォンを「中日海軍力増強に対応する中長期海上戦力強化策の研究」に使うようクギを差した。

さらに予算案の付帯条件に「防衛事業庁は領有権(独島、離於島)守護のために海上戦力増強策に関する研究を遂行し、その結果に基づき、国防部は推進計画を樹立して予算を含めた行政的措置を履行する」と明示した。今年5億ウォンをかけて先行研究を行った後、来年から独島と離於島を守る海上戦力増強策を具体的に講じるよう政府に働きかけたのだ。これはハンナラ党が強く要求して反映された予算だ。

予決特委の関係者は、「今度は先行研究費だけが反映されたが、最終目標は最新鋭イージス駆逐艦2隻、韓国型駆逐艦4隻、哨戒艦2隻、潜水艦2隻など全て10隻の『独島—離於島艦隊』を作ること」とし、「今後5年間約6兆5000億ウォンの予算がこの事業に投入される予定だ」と話した。独島—離於島艦隊が創設されると、15年完工予定の済州(チェジュ)海軍基地を活用することになる。

海軍は1990年代から領有権紛争への対処や海上交通路の確保のため、機動船団2つで構成された機動艦隊の創設を推進したが、予算不足などを理由に昨年初めやっと機動船団1つを創設した。



egija@donga.com ysh1005@donga.com