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[オピニオン]ライス回顧録の南北米

Posted November. 03, 2011 06:15,   

Updated November. 30, -0001 00:00

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領は時々反米傾向を表しつつも、在任中に韓米首脳会談が8回も行われた。その中でばつの悪かったシーンは、07年9月のオーストラリア・シドニー首脳会談直後の記者会見だった。第2回南北首脳会談を1ヵ月後に予定していた韓国政府は、米国から朝鮮戦争終戦宣言を引き出そうとした。盧前大統領は、会談直後の記者会見で、ブッシュ前大統領が「終戦宣言が可視圏にきた」と述べることを期待した。

◆記者会見の冒頭発言で期待した発言がないと、盧前大統領はブッシュ大統領に「終戦宣言についての言及がない。国民は聞きたいと思っている」と述べた。ブッシュ大統領は、「終戦宣言は北朝鮮が核兵器を完全に廃棄した後に考える問題だ」と答えた。盧前大統領は、「もう少し明確に言ってほしい」と言うと、ブッシュ大統領は、「これ以上どう明確に言うのか」と応じた。両首脳とも笑っていたが、首脳間で外交的な口論が公開で交わされたのだ。終戦宣言を平和協定と認識していた米国としては、終戦宣言を平和体制交渉開始の政治的レトリックに利用したい韓国政府を理解できなかった。

◆その席にいたライス元国務長官は備忘録で、「盧前大統領の変わり者(erratic)の性格が顕になった事件だ。彼は当時の状況がどれほど奇異であるのか、分かっていないようだった」と振り返った。05年11月に慶州(キョンジュ)にブッシュ大統領を招待した盧前大統領は、バンコ・デルタ・アジアに凍結された北朝鮮の不法資金2500万ドルを解除するよう1時間以上迫った。そばで気が気でなかったバーシュボウ元駐韓米国大使は、この回を最悪の韓米首脳会談に挙げた。

◆盧武鉉政権時代、北朝鮮問題は韓米対立の主要原因であるとともに、ブッシュ政府の外交安保ラインまで分裂させた。対北朝鮮強硬派の反対を押し切って北朝鮮と交渉を進めたライス長官は、ブッシュ大統領との「直接交渉」を選択した。意思決定は早かったが、北朝鮮問題は簡単には解けなかった。韓米両国は、政権交代後、緊密に政策協力しているが、北朝鮮核問題は依然として解決していない。南北米間の対話は20年が経過したが、核廃棄は少しも進展せず、現在進行形だ。

ハ・テウォン論説委員 triplets@donga.com