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[オピニオン]会長と組織暴力団

Posted October. 19, 2011 03:03,   

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ハンファ・グループの金升淵(キム・スンヨン)会長は07年に、息子を殴った北倉洞(プクチャンドン)の居酒屋の従業員を深夜、人影のない清渓山(チョンゲサン)に連れていった。組織暴力団を同行させ、息子を殴ったチョ氏を鉄パイプで1回殴り、暴行した。ほかの従業員も止めなかったという理由で殴った。金会長の息子が、チョ氏が自分を殴った人ではないと言ったため、再び北倉洞に向かった。居酒屋に入った金会長は、居酒屋の社長の頬を殴った。さらに息子に暴行を加えたユン氏が呼ばれ、金会長がユン氏を殴ろうとしたが息子が止めに入り、その代わり自分が殴られただけ殴り返した。

◆SKグループの崔哲源(チェ・チョルウォン)前M&M代表は昨年、会社の前で1人デモをしていたユ氏を事務所に呼んだ。役員の一人が彼のひざまずかせると、崔前代表が入ってきた。崔前代表は「うつ伏せになれ、1発100万ウォンだ」と言って、バットでユ氏を殴った。ユ氏が許しを請うたが、役員が見ている中、暴行は続いた。10発殴られたユ氏が体をかわすと、崔前代表は、今から1発300万ウォンだと言って3発さらに殴った。そして、ユ氏を立たせ、頬を殴り、トイレットペーパーを口に入れて顔を殴った。

◆繊維柔軟剤を製造するピジョンの李ウンウク前社長は先月、帰宅途中、組織暴力団に暴行を受けた。李前社長は今年2月に社長に就任したが、4ヵ月でピジョン創業者の李允宰(イ・ユンジェ)会長によって解任され、会社を相手に訴訟を起こしていた。警察捜査の結果、3億ウォンを渡して光州市の暴力団「無等山派」を使った李会長の暴行であることが明らかになった。

◆李会長は、警察の出頭通知を受けた直後、病院に入院し、患者姿で取り調べを受けたが、拘束されなかった。裁判所は、警察が申請した拘束令状に対して、「犯罪容疑は認められるが、李会長が被害者と合意し、証拠隠滅と逃走の憂慮がない」という理由で令状を棄却した。金升淵会長と崔哲源前代表は、いずれも1審で懲役1年6ヵ月の実刑を言い渡されたが、控訴審で執行猶予3年が宣告され、釈放された。裁判所が会長のリンチにこのように寛大では、「有銭無罪」とどこが違うのか。

宋平仁(ソン・ピョンイン)論説委員 pisong@donga.com