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偽石油販売疑惑の「爆発」給油所、7度あった品質検査を素通り

偽石油販売疑惑の「爆発」給油所、7度あった品質検査を素通り

Posted October. 01, 2011 06:00,   

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最近、相次いで爆発事故を起こした各ガソリンスタンドは、今年に入ってから6、7度も監督機関の偽石油販売有無を巡り、検査を受けたものの、全て潜り抜けたことが分かった。警察や消防署などの捜査当局は、ガソリンスタンドに隠された偽石油の油蒸気(ガソリンから蒸発した気体)のため、爆発が発生したものと見ている。

30日、国会・知識経済委員会所属の与党ハンナラ党の朴敏植(バク・ミンシク)議員が、韓国石油管理院から受け取った資料について分析した結果、事故が起きた京畿水原市(キョンギ・スウォンシ)のAガススタンドと華城市(ファソンシ)のBガススタンドは今年に入ってからそれぞれ6、7度の「品質合格」判定を受けた。検査はサンプルを採取し、石油管理院で分析する方法で行われた。

Aガススタンドは昨年5月、偽石油が摘発され、管理対象に含まれた。その後、昨年の2度を含め、これまで計8度の検査を受けてきた。しかし、この全ての検査を「無事合格」した後、事故直前の21日、サンプル採取・検査から偽石油が見つかり、精密分析を行っていた24日、爆発が起き、3人が死亡し、4人が怪我をしたという。

Bガススタンドは昨年10月、偽石油が摘発されたあと、今年1月から9月19日かけて、計7度の検査を受けてきたが、全て品質合格判定を受けた。しかし28日、ガソリンスタンドの地下で爆発事故が起き、2人が怪我をした。

現行法(石油及び石油代替燃料事業法)によると、石油販売業者に対する品質や流通管理の権限は、石油管理院にある。しかし、偽石油タンクなどへの取り締まりや処分権限は消防防災庁に、摘発後の罰金賦課などの行政処分は、該当地方自治体にそれぞれある。石油管理院は、ガソリンスタンドへの直接的取り締まりや処分権限がおらず、サンプルを採取し、品質だけ検査する役割を行っている。

ガソリンスタンドの帳簿調査や秘密タンクの有無を巡る調査は、消防防災庁や石油管理院などの「合同取締り」を通じて行われるものの、合同取締役は年に1回もきちんと行われなかった。このうち、タンクを設置し、リモコン操作で、偽石油と正常石油とを切り替える装置を取り付けたガソリンスタンドが摘発されるなど、犯罪は次第に高度化・知能化しているが、当局はそれに追いついていないのが現状だ。

朴議員は「偽石油の販売は税金逃れに止まらず、いまや国民の命や安全を脅かしている」とし、「石油管理院や警察、消防防災庁などが合同で実施する全面的な取り締まりシステムへと改善するのが急務だ」と明らかにした。



dnsp@donga.com