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李文烈氏の短編「ニューよーカー」に掲載、「匿名の島」…韓国小説初

李文烈氏の短編「ニューよーカー」に掲載、「匿名の島」…韓国小説初

Posted September. 03, 2011 07:42,   

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小説家、李文烈(イ・ムンヨル)氏(63・写真)の短編小説『匿名の島』が、今月12日付発行の米時事教養週刊誌「ニューヨーカー」に掲載される。06年は、詩人の高銀(コ・ウン)の詩4本が、同誌に掲載され、韓国人作家の小説が紹介されるのは初めてのことだ。

今回掲載される「匿名の島」は、1982年、「世界文学」春号に発表された。田舎の町を背景に、村の女性らと「ケチリ」という男性との隠密な関係と描いた作品だ。翻訳は、韓国文学を英語圏に紹介する文芸誌「チンダルレ(カラムラサキツツジ=AZALEA)」の編集委員であるハインズ・インス・ペンクル・ニューヨーク州立大学教授が引き受けた。

「ニューヨーカー」は販売部数が140万部にのぼり、大江健三郎氏やオルハン・パムク、村上春樹氏ら同誌に掲載された後、世界的な作家へと成長した経緯がある。



hic@donga.com