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アップルの三星提訴、海外のユーザーは冷めた反応

アップルの三星提訴、海外のユーザーは冷めた反応

Posted April. 21, 2011 07:01,   

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三星(サムソン)電子を「卑劣なコピーキャット」と非難し、特許侵害訴訟を起こしたアップルに対する海外の世論はどうだろうか。

20日、米国の有力な情報技術(IT)サイトの「エンガジェット」(engadget.com)では、両社を支持する意見が拮抗した。「アップルは製品イノベーションに力を入れてきた。当然の訴訟だ」という声がある一方、「アップルは競合会社を提訴し過ぎ」という主張もある。

海外のユーザーは三星電子を、米国のユーザーはアップルを応援する傾向にあった。グローバルサイト「F8Ball.com」が、「あなたは今回の訴訟で、アップルと三星電子のどちらを支持するか」という世論調査を実施しているが、20日午後現在、アップルを支持するという回答は27%(133人)、三星電子は69%(346人)となっている。

これとは対照的に、韓国のツイッターでは、「いくら否定しても三星電子がアップルを模倣したのは公然の事実だ」「はずかしい」という反応が多かった。匿名を要求した三星の関係者は、「韓国社会一部の『反三星感情』が反映しているのではないか」と話した。

訴状でのアップルの主張に、異議を唱える声もある。米ITサイトの「PCMac.com」は、「アップルが問題視している三星電子のスマートフォンの『Gem』はアイフォーンとははっきり異なり、アップルの主張の中には明白な間違いがある」と指摘した。同サイトはまた、「アイフォーンがLG電子の『プラダフォン』と外観が似ているように、スマートフォンにもデザイントレンドがある」とし「グーグルのアンドロイドOS陣営が拡大し、アップルが意地悪している」と分析した。

英フィナンシャル・タイムズ紙有名コラムの「レックスコラム」は19日(現地時間)、「アップルは今回の訴訟で、むしろ三星電子に広報効果をもたらした」と評価した。

一方、アップルコリア側は20日、「大切な知的財産権を守るため、アップルは努力し続ける」と明らかにした。



kimsunmi@donga.com