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道路走行許可から1年、電気自動車100台も売れず

道路走行許可から1年、電気自動車100台も売れず

Posted April. 12, 2011 09:48,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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昨年3月30日、一般道路で低速電気自動車の走行が認められてから、電気自動車産業の活性化に向けた環境が整ったが、実際に道路を走る電気自動車を見かけるのは容易でない。車を販売していないからだ。3月現在、国土海洋部(国土部)に登録されている電気自動車はわずか93台。昨年1年間、月平均10台も売れていないことになる。ある電気自動車メーカーの関係者は、「低速電気自動車の道路走行が認められてから1年が経過したけど、インフラはほとんど改善されていない」と言い、「市場自体がなくなる危機に直面している」と話した。このため、新成長エンジンとして注目を集めた高速電気自動車事業にも影を落とすのではないかと懸念する声が出ている。

7日、ソウル市城東区(ソンドング)のイーマート聖水(ソンス)店を訪ねた。イーマートは昨年5月31日から電気自動車充電所を運営している。5階の駐車場の片隅に構えている充電所は、駐車防止用の案内板で塞がっていた。担当職員は、「充電器はほとんど使っていないし、いつ使ったのか記録もない」と話した。

イーマートとホームプラスの電気充電所は民間が設置した唯一の充電所だ。現在、ソウル市内には計63の充電施設がある。ほとんどは25の自治区の庁舎駐車場や漢江(ハンガン)公園管理所に設置されている。全国的には150ヵ所に設置されている。

充電施設が少ないのは、いざ充電を必要とする電気自動車がないからだ。3月現在、登録されている電気自動車は計93台。低速電気自動車が79台で、南山(ナムサン)循環道路を走る電気バスが9台、ソウル市が電気自動車を改造して使っているワンボックス「カーニバル」が5台だ。電気自動車の月平均の販売量は8.09台に過ぎない。民間で販売されたのはゼロに近く、大半は官公署の業務用車両として普及された。期待を集めた電気自動車の市場自体が形成されていない格好だ。

高速電気自動車に先立って出荷された低速電気自動車は、電気自動車の普及を促し、電気自動車時代への架け橋になると期待されたが、結果は水準以下だ。まず、まだ補助金が出ない。補助金が出ない低速電気自動車は、価格競争力がない。ADモーターズの電気自動車「チェンジ」は2354万ウォンだ。同じクラスの一般自動車である起亜(キア)自動車の「モーニング」は1000万ウォン前後で買える。消費者の立場からすれば、より高額を支払ってチェンジを買う理由が見当たらない。

低速電気自動車が走れる道路も翳られている。国土部は、低速電気自動車の道路走行を容認しながらも、最高速度60キロ以上の道路への進入は禁止している。これだと、オリンピック大路、南部循環道路、良才(ヤンジェ)大路などの主要道路は走れない。

低速電気自動車を生産する国内の中小メーカーは、破綻寸前だ。一時はグリーン成長企業ともてはやされたCT&Tは、資金繰りで行き詰まり、先月末に会社売却という極端な決定を下した。

高速電気自動車が普及される今年からは状況が変わるだろうという期待もある。政府は最近、電気自動車政策を加速化させようとしている。補助金政策も、恩恵を受ける対象が公共機関に限られてはいるものの、施行を目前にしている。

現代自動車は「ブルーオン」250台を、ルノー三星(サムスン)自動車は「SM3Z.E」100台あまりを、政府に販売する計画だ。GMの「ボルト」、中国BYDの「e6」など輸入電気自動車も国内市場を狙っている。

しかし高速電気自動車市場の未来は決して明るくはない。補助金が出ても、依然として割高だ。最高で2000万ウォンまで出る補助金を差し引いた高速電気自動車の販売価格は3000万〜4000万ウォン。既存の内燃機関自動車に比べて価格競争力で負けている。充電インフラも整っていない。

一方で日本や米国、英国などでは電気自動車関係のインフラが大きく改善されており、世界的な競争でも遅れているという指摘がある。日本は東京一帯に急速充電所が150ヵ所で運営されており、年内に主要都市と幹線道路に1000以上に増やす計画だ。日本日産の「リーフ」は昨年12月から発売を開始し、今まで日本で6000台あまり、米国で2万台あまりが売れている。

英国政府は、06年から公共充電器の「ジュースポイント」の設置を始めており、現在ロンドンを中心に200あまりの充電器を運営している。GMの「ボルト」も今年第1四半期(1〜3月期)に米国だけで1200台が売れた。

産業研究院のイ・ハング主力産業チーム長は、「米国や中国のように企業が機敏に動いてくれないといけないのだが、うまく行っていない。今のようにもたもたしていると、電気自動車技術で中国にも抜かれてしまう」と話した。



nuk@donga.com alwaysj@donga.com