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[オピニオン]日本の消防隊長の涙

Posted March. 21, 2011 06:58,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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東日本で起きた大地震の惨事では、消防士や自衛隊、警察など、「制服をまとった人々」(MIU=Men in Uniform)の献身的な活動振りが注目を集めている。東京消防庁や自衛隊は、福島原子力発電所の「使用済み核燃料」を貯蔵したプールに、海水を投入し、冷却を行う作業を行っている。さらに大きな国家的災害を食い止めようと、放射線による被曝の危険を冒してまで、自主的に取り掛かっている犠牲精神に対し、日本国民は「すまなくてありがたい」と口をそろえている。

◆福島第1原発・3号機の冷却作業に参加した東京消防庁の現場出動幹部3人が19日深夜、記者会見した。彼らは、「目に見えない敵との戦いであり、難しく危険な任務だったが、国民の期待していることをある程度達成でき、充実感を感じている」と話した。海水の放水直後、周囲の放射線量がゼロ近くまで下がったと言う話を聞いて、「水がプールの中に入ったんだと思ってほっとした」と言う言葉も付け加えた。

◆死地になりかねない危険な作戦に投入されたことからくる人間的な悩みも打ち明けた。富岡豊彦・第6方面隊長は、「何が一番きつかったのか」という質問に対し、「隊員たちだった。隊員たちは大変士気が高く、皆一所懸命に頑張った」と言い、しばらく言葉が続かなかった。さらに、「家族に本当にすまなかった。謝罪と感謝の気持ちを伝えたい」と言って目頭を熱くした。彼らは現場に向かう直前、携帯電話のメールで妻らに出動事実を知らせ、「信じて待っている」「日本の救世主になってほしい」という返信を受けた。NHKテレビは、記者会見の途中、ひとまず生中継を打ち切ったが、胸にジーンと来る答えた続くと、1時間半後に記者会見の全内容を再び視聴者に伝えた。

◆危機的状況の中で、「制服をまとった人々」の役割がとりわけ重要なのは、どの国でも同様だ。軍事境界線の北側に「明白に現存する脅威」と向き合っている韓国においては、なおさらだろうし、決して軽くない。わが軍人や警察官、消防隊員らは危機に見舞われたとき、日本に劣らぬほど個人の安全を振り返らず、身を投げる覚悟ができていると私は信じている。一部の「腐った部位」にはメスを入れるべきだが、国のために、見えないところで働いている数多い「韓国の制服たち」が誇りを持つことができるよう、国民や政府、マスコミが温かい眼差しで励ます必要がある。

権純活(クォン・スンファル)論説委員 shkwon@donga.com