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韓米合同軍事演習、西海で事実上PSI訓練実施 北は準戦時態勢

韓米合同軍事演習、西海で事実上PSI訓練実施 北は準戦時態勢

Posted December. 01, 2010 09:50,   

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西海(ソヘ・黄海)で行われている韓米合同軍事演習は30日、3日目を迎え、大量破壊兵器(WMC)を積んだと疑われる北朝鮮船舶を臨検する訓練を実施した。いわゆる「海上封鎖作戦」だ。韓米による西海での合同演習で、北朝鮮のWMD封鎖訓練を実施したのは初めて。

韓国軍当局は、海上封鎖作戦について、大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)訓練とは違うものだと説明した。しかし、PSI訓練と海上封鎖作戦は手続きや内容でほぼ同じだ。PSI訓練には多数の国が参加しているが、今回の海洋遮断作戦には韓米両国だけが参加しているところが違う。

今回の海上封鎖作戦は、WMDを積んだと疑われる北朝鮮船舶に関する運航情報を共有しながら、韓米両国軍の戦力が遮断機動を実施し、戦闘機や海上哨戒機などの援護を受けながら船舶に合同検査班を投入する手順で実施された。船舶を掌握した合同検査班は、船舶の内部を隈なく捜索した。韓国軍合同参謀本部(合参)の関係者は、「今年9月、東海(トンヘ)での合同演習のときも、海上封鎖訓練を実施した」と明らかにした。

この日の海上封鎖作戦について、一部では、韓米合同演習プログラムにPSI訓練を自然な形で組み込むことで、中国や北朝鮮など周辺国の反発を弱めるとともに、WMD封鎖作戦の効果を最大限に引き出す狙いがある、との見方が出ている。また、北朝鮮に急変事態が発生した場合、核物質やミサイル、生物化学(BC)兵器などのWMDが国外に搬出されることに備えた訓練としての性格が強いとの解釈もある。

世宗(セジョン)研究所の李相賢(イ・サンヒョン)安保研究室長は、「合同演習の強度がさらに強化されたことを示すと同時に、多少消極的だった韓国政府として、今後PSI訓練に積極的に参加する意向を示したメッセージとも見受けられる」とし、「北朝鮮船舶が西海の北方限界線(NLL)を超えて挑発する場合、直ちに対応するという意志を見せつけるためのものとも言える」と分析した。

韓米両国軍は同日、海上封鎖作戦の他にも、前日に続いて対空防御訓練、空中侵入対応訓練、空母打撃作戦、海上自由攻防戦などを実施した。訓練参加戦力はさらに拡大された。合参の関係者は、「今日は自由攻防戦の形での交戦演習と、武装打撃作戦などの訓練が、より実質的で高いレベルで行われた」と言い、「韓米の海・空軍戦力が最大規模で参加し、敵の多様な挑発に即時対応し撃退する合同作戦能力や、相互作戦運用性を極大化した」と語った。西海での合同演習は、12月1日の軍需・補給機動訓練や空母護送作戦などを最後に終了する。

一方、北朝鮮は先月23日から、ミグ−23機をファンジュ飛行場に展開し、西海の海岸砲や長距離砲などの射撃対応態勢を維持したなか、全軍に「特別警戒勤務2号」を発令した状態だと、国防部が明らかにした。

北朝鮮向けの短波ラジオ放送「ヨルリン(開かれた)北韓放送」は、北朝鮮当局が非常警戒態勢を指示したなか、26日からは全国的に教導隊と労農赤衛隊を招集して訓練を実施しており、北朝鮮全域が準戦時状態だと伝えた。



mhpark@donga.com