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スウェーデン百貨店、販売開始直前に北朝鮮製ジーンズ販売店に撤退指示

スウェーデン百貨店、販売開始直前に北朝鮮製ジーンズ販売店に撤退指示

Posted December. 07, 2009 09:03,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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スウェーデンの高級百貨店で販売されることが知られ注目を集めていた北朝鮮のジーンズブランド「ノコ(Noko)」が5日、販売開始直前に百貨店から撤退を言われた。

ノコ・ジーンズはこの日からプーブ(PUB)百貨店のブティック店「エイプレイス」で販売される予定だったが、営業開始30分前に百貨店代表が電話をかけてきて、撤退を指示した。この日午前、少なくとも15人以上の客がノコ・ジーンズ販売店を訪ねたが、手ぶらで引きかえらざるを得なかった。

百貨店のレネ・ステファンセン理事は、AP通信に対して「これはジーンズの問題ではなく政治問題だ。我々は不要な政治論争に巻き込まれたくない」と話した。ノコの共同創業者であるヤコブ・オールソン氏は、「プーブが北朝鮮の労働環境を問題視してノコ・ジーンズを撤退させた」と話した。

ノコ・ジーンズは、スウェデーンの20代の若手事業家3人が、2007年に西欧との交易で国際社会で孤立している北朝鮮の状況を変えたいという趣旨で創業した。ノコは、裁断の段階から生産にいたるまでの全工程を北朝鮮で行っている。北朝鮮でブルーのジーンズは米帝国主義の象徴とされているため、コノはブラックだけを作った。ニューヨークタイムズは、「ノコの価格は1500クローナ(約25万ウォン)で、北朝鮮動労者の平均月給の2年分に当たる」と伝えた。

オールソン氏は、「プーブ百貨店が生産地の労働環境を問題視しているのは歓迎する。今後は中国製と記された製品も全量回収することを切に願う」と皮肉った。オールソン氏は、これまで事業のため北朝鮮を2度訪問したが、平壌(ピョンヤン)の工場の作業環境が想像したレベルより清潔で広いことに驚いたとして、むしろ以前訪問した中国の工場に比べてはるかに良好だったと話した。そのうえで、ノコの経営側は、昨年、北朝鮮に10日間滞在しながら欧州レベルの労働環境を基準に生産体制をチェックしたとも伝えた。

エイプレイスのオーナー、カルレ・トルマル氏は、「政治的な論争になっていることを理由に販売店を撤退させる百貨店側の決定は卑怯なもので恥かしいことだ。インターネットサイトでノコのオンライン販売を始める」と話した。



raphy@donga.com