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[社説]世界最高のアルファベット、ハングル美しく使用しよう

[社説]世界最高のアルファベット、ハングル美しく使用しよう

Posted October. 09, 2009 08:08,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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今日の「ハングルの日」は感慨無量だ。563年前、訓民正音を創り出した世宗(セジョン)大王が笑みを浮かべて国家の象徴である街路の真ん中に立ちそび、光化門(クァンファムン)広場を訪れる市民が世宗大王の「愛民精神」を近くで感じることができるようになった。

世宗大王は、外国の文字である漢字では十分に気持ちを表現できない百姓のために、誰でも分かりやすく学びやすいハングルを創り、広く普及させた。当時、一部の支配階層にとって、被支配階級を啓蒙する文字を創り出すことは、不必要なだけでなく危険な思想でもあり得た。ソウル市立大学の金ヨンウク教授は、「簡単に学べる音声文字の発明と普及は、知識革命の出発点であり、民主主義が芽生える行為だった」とし、世宗大王は民主主義の土壌を作った先駆的な改革君主だと評価した。

ハングルは、子どもでも数時間学べば声を出して読むことができるほどやさしく、近代化時代の文盲撲滅と圧縮成長に貢献した。手で書くよりも早く電子メールや携帯電話で情報を送信できるハングルは、情報テクノロジーの時代、デジタル世代の祝福だ。米国の言語学者ロバート・ラムジー・メリーランド大学教授は、「ハングルは、世界のアルファベットだ。一国を越える重要な意味があるという点で、世界の贈り物だ」と称賛した。

ハングルの価値は外国でも名声が高い。今日訪韓する日本の鳩山由紀夫首相は、総選挙の遊説で、「妻の母が『韓流スターに会いたい』と言って90才を過ぎてもハングルを熱心に勉強した」と紹介した。

中国では、賃金水準が高い韓国企業に就職するために、韓国語を学ぶ中国人が増加している。文字がなく、昔の伝説も口伝えで記憶しなければならなかったインドネシアの少数民族チアチア族は、ハングルを公式文字に採択してはじめて、歴史と文化を記録することができるようになった。

世宗路の通りの傍には、「世の中を盛り込む美しい器、ハングル」という垂れ幕がかかっている。韓国国民の心と声を正確に表わすことができる美しい器を大切にしなければならないが、近頃のインターネット空間には、つづりや表記法を破壊した文字が乱舞する。ハングルを贈ってくれた世宗大王に対して恥ずべきことだ。

人と人とのコミュニケーション、心の交流のために、優れた君主が創ったハングルは、21世紀を迎え、韓国人の品格を高める文化コンテンツであり、国家ブランドとして位置づいている。世界のあらゆる文字の中でも優れたハングルを美しく使い、子々孫々に受け継いでいく責務が私たちにある。