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米国の外交安保政策を知るには、「フレッチャー・マフィア」に聞け

米国の外交安保政策を知るには、「フレッチャー・マフィア」に聞け

Posted September. 30, 2009 07:08,   

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米外交街で広く知られている言葉に「フレッチャー・マフィア」という言葉がある。1933年に設立された米最古の外交安保専門大学院であるマサチューセッツ州ボストンのタフツ大学フレッチャー・スクール(Fletcher school)の卒業生が一つになった学閥を称する言葉だ。先輩後輩間のネットワークを重視して助け合う伝統が強く、どこへ行っても同窓会をして一つになるという定評がある。

最近、米外交街でフレッチャー・マフィアの躍進が著しい。特に、核問題の交渉を含む全般的な北朝鮮問題で特に目立っている。その中心には、現在フレッチャー・スクールの学長を兼任しているスティーブン・ボズワース北朝鮮政策特別代表がいる。

ボズワース代表は2月に活動を始めて以来、相次ぐ長距離ミサイルの実験発射や核実験などで力が抜けた状態だったが、米朝2国間対話の再開が迫ったことで、歩幅を広げている。特に、平壌(ピョンヤン)への招請状を受けている状態であり、対話再開の条件さえ合致すれば、米朝対話の公式再開の中心的役割を果たすものとみえる。

国防総省では、デレク・ミッチェル首席副次官補(アジア太平洋安保問題担当)が、フレッチャーの人脈だ。ビル・クリントン政府時代の97〜01年、国防長官特別補佐官を務めたミッシェル副次官補は、戦略国際問題研究所(CSIS)などのシンクタンクと官を行き交い、アジア地域の安全保障問題を扱う専門家たちと厚い人脈を築いた。特に、アジア太平洋地域に対する米国の国防政策と地域協力の問題に強力な影響力を行使する人物と評価される。

28日に活動を始めたロバート・キング北朝鮮人権特使も、フレッチャー・スクール出身だ。トム・レントス下院国際関係委員長の秘書室長を務めるなど、20年以上の議会経験と北朝鮮人権問題に対する専門性が認められているキング特使は、伝統的に人権を重視する民主党政権下で、北朝鮮人権問題に意味ある進展を成し遂げる適任者という評価を受けている。

いっぽう、今は表舞台から離れているが、依然として外交安保分野で影響力が大きいビル・リチャードソン・ニューメキシコ州知事もフレッチャー・スクール出身だ。数回にわたって北朝鮮を訪問し、米軍の遺体発掘交渉を成功的に導いた経験がある彼は、先月、北朝鮮の金明吉(キム・ミョンギル)国連代表部公使と現地で会うなど、親密さを誇示した。

過去、国家安全保障会議で、韓国や日本、北朝鮮問題を扱う局長職も、フレッチャー・スクール出身が常連だった。ブッシュ政府時代、キャサリン・フレーザー氏と彼女と任務を交代したスー・テリー(韓国名・金スミ)氏は、ともに学んだ先輩後輩の間柄でもある。興味深い事実は、現在の駐北朝鮮中国大使として活動している劉暁明も、フレッチャー・スクール出身だ。



triplets@donga.com