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朝日新聞「米韓、核廃棄見返りに体制保証」と報道 韓国政府は否定

朝日新聞「米韓、核廃棄見返りに体制保証」と報道 韓国政府は否定

Posted September. 18, 2009 08:39,   

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韓国と米国政府が、北朝鮮が核廃棄をすれば、金正日(キム・ジョンイル)総書記体制を保証するという内容の「ビッグディール」を検討していると、朝日新聞が17日付で報じた。同紙によると、これは、北朝鮮が要求する「敵対視政策の撤回」を具体化することで、韓半島の非核化を実現するための画期的な転機になるものと分析される。

北朝鮮指導部が、最重視している「体制維持」を保証する見返りに、北朝鮮にあらゆる核兵器や核関連物資、関連施設の外国搬出禁止など「検証可能な完全な非核化」を求め、事実上、北朝鮮の核廃棄を引き出すという考えだ。

しかし、同紙は、米国内で人権侵害が深刻な北朝鮮の独裁体制を認めることに対し、拒否反応が強く、米政府も慎重な立場だと伝えた。韓国政府当局者は、「核廃棄と金正日体制保証で、ビッグディールを試みるという話は、韓米間で論議したことはない。米朝対話を検討している現在、北朝鮮に対する見返りや補償問題を具体的に協議する段階でもない」と強調した。同当局者は、「韓米政府が構想する北朝鮮核の『包括的アプローチ』は、核解決の概略的なロードマップを作ることだ。まだ、北朝鮮との交渉でやりとりする事案は具体的に定めていない」と述べた。



changkim@donga.com spear@donga.com