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[オピニオン]文武大王艦、ソマリアへ向けて出発

[オピニオン]文武大王艦、ソマリアへ向けて出発

Posted March. 13, 2009 08:11,   

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海軍・青海(チョンへ)部隊の将兵約300人を乗せた文武(ムンム)大王艦(4500トン級、艦長=チャン・ソンウ大佐)が今日午前、慶尚南道(キョンサンナムド)の鎭海(チンへ)基地から、ソマリア海域に向けて出発する。青海部隊の名称は、新羅(シルラ)時代の張保皐(チャン・ボゴ)が、全羅南道莞島(チョンラナムド・ワンド)に設置した海上貿易基地の「鋻海鎭(チョンへジン)」から名づけられたものであり、文武大王艦は、「死んだ後も国を守る」と言う遺言を残して、慶州(キョンジュ)周辺の甘浦(カムポ)の海中王陵に埋蔵された新羅の第30代王である文武大王を讃えるためにつけた名前である。青海部隊は今後、海賊が出現するアフリカ東部のソマリア海域で6ヶ月間、韓国の船舶を保護する任務に当たる。

◆韓国海軍としては初めての戦闘艦の海外派遣であり、韓国の国益や必要に応じての派兵も、実際、初めてのことである。かつて、ベトナムやアフガニスタン、イラクへの派兵は、陸軍を主とし、米国などの同盟国の要請を受けてのことだった。青海部隊は昨年12月の国連安全保障理事会の「ソマリア海賊の撲滅作戦の拡大決議案」を受け、外国船舶を保護するために、ほかの国々の海軍と合同作戦を展開することもできる。今回の派兵について、「新NATO同盟」への加盟とも位置づけられる理由が、ほかならぬこのためである。

◆現在、ソマリア海域には米国やロシア、中国、インド、英国、フランス、イタリア、スペインなど15ヶ国の軍艦、23隻が活動を行っている。日本も韓国に続き、護衛艦2隻を近く派遣する。日本は、さらに憲法上の「戦闘行為の禁止」という足かせを事実上解除する内容の「海賊対策法案」まで作るほど積極的である。昨年末、7000トン級の駆逐艦2隻と補給艦1隻、兵力800人あまりを派遣した中国は、「大洋海軍」の夢を育くむ野心が見え隠れしている。最近は、航空母艦の建造意思まで明らかにしている。

◆ソマリア海域は主要諸国の海軍力の展示場となっているが、海賊の出没はなかなか収まる気配がない。ソマリアの政情不安も一因だが、海賊行為はすでに同国民の「高所得のビジネス」となっているためだ。昨年も110回あまりの海賊の攻撃があり、40隻あまりの船舶がだ捕された。昨年の1年間、人質の身代金で稼いだ金は計1億2000万ドル(約1700億ウォン)に上る。文武大王艦は、韓国船舶の保護に全力を上げるものの、米国をはじめとしたほかの国々の海軍との協力にもベストを尽くす姿勢を示さなければならない。

陸 貞 洙(ユク・ジョンス)論説委員 sooya@donga.com