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「飛鳥寺のモデルは百済の王興寺」 朝日新聞報道

「飛鳥寺のモデルは百済の王興寺」 朝日新聞報道

Posted April. 17, 2008 04:48,   

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朝日新聞は16日、日本最古の寺院とされる飛鳥寺のモデルが、百済(ベクチェ)の王興寺である可能性が高いと報道した。百済滅亡後、廃墟と化した王興寺は、百済第27代・威徳(ウィドク)王(在位554〜598)が、先立った王子の冥福を祈るために建てた寺院。昨年10月、国立扶余(プヨ=百済の古都)文化財研究所が、出土した金・銀・青銅の舎利容器を分析した結果、577年2月に創建されたことが判明した。

朝日新聞は今月初め、早稲田大学の大橋一章教授(仏教美術史)が、王興寺の遺跡を確認した後、「同じ系統の技術者が両方の寺にかかわったものと見られる」と分析したと伝えた。大橋教授は、「百済は仏像と経典を日本に送ったが、仏教が広まらなかったので、寺院を造ったのではないかと思われる」と付け加えた。

扶余文化財研究所を訪問した他の日本人研究者の間でも、塔の構造や出土品、瓦の文様などがよく似ているという意見が多いと、同紙は伝えた。

日本書記には、「飛鳥寺建立のため、577年11月、百済王(威徳王)が技術者を日本に送り、588年に仏舎利を送った」という記録が残っている。

飛鳥寺は奈良県明日香村にあり、本尊の釈迦如来座像が日本の重要文化財に指定されている。



iam@donga.com