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財界の年末人事に隠れた経営戦略の3大キーワード

財界の年末人事に隠れた経営戦略の3大キーワード

Posted December. 27, 2007 03:01,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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財界の年末定期人事が大詰めの段階を迎えている。

4大企業のうちLGとSKは人事を終え、現代起亜(ヒョンデ・キア)自動車は早ければ28日に人事が行われるかも知れないという。錦湖(クムホ)アシアナや韓進(ハンジン)、現代重工業、新世界(シンセゲ)、STXなど、多くのグループもすべて人事を終えた。

ただ、特別検察官の捜査が予定されている三星(サムスン)グループは、来年3月、株主総会が開かれる直前にようやく人事が可能だろうという見方が多い。

財界では、今年年末の人事の特徴として、△成果主義の拡散、△新成長動力の確保、△グローバル競争力の強化を「3大キーワード」と示している。

来年も不透明な経済環境が続く中、企業の生存や成長戦略をすべて含蓄した3大キーワードは、まだ人事が終わっていないほかの企業にも、人材抜擢の基準となるものと見られる。

成果主義は今年、史上最大の経営成果を挙げたLGでも目立つ。

LG化学の金磐石(キム・バンソク)社長を副会長に昇進させ、株主会社の(株)LGの姜庾植(カン・ユシク)副会長やLG電子の南饁(ナム・ヨン)副会長と共に、主力業種の副会長体制を構築した。朴ジンス副社長も専門性が認められ、LG化学の社長へと昇進した。チョコレートフォンやシャインフォンなど今年の超ヒット商品を相次いで発売したLG電子のMC(モバイルコミュニケーション)事業本部の郭又栄(クァク・ウヨン)、鞖元福(ぺ・ウォンボク)、宋大鉉(ソン・デヒョン)常務はそれぞれ副社長へと昇進した。

また、今年、780万人の加入者の達成に一役買ったLGテレコムのミン・ウンジュンCRM(顧客関係管理)担当や朴相勲(パク・サンフン)戦略企画チーム長、クォン・ジュンヒョク技術戦略担当など、力量を証明した40代前半の若い人材も、思い切って役員に抜擢した。

朴三求(パク・サムグ)錦湖アシアナグループ会長も今年1〜9月、史上最大の売り上げ高や営業利益を上げた19の系列会社の社長団をすべて留任させた。

韓進グループも大韓航空の姜栄植(カン・ヨンシク)専務や徐龍源(ソ・ヨンウォン)専務を副社長へと昇進させるなど、46人に対する昇進人事を行った。

成果主義は今後も加速されるものと見られる。SKは事業部門別の責任経営を強化した「社内独立企業制(CIC)」を導入し、業績のよい事業部門のおかげで業績の悪い部門がその恩恵を被ることがないようにした。

造船が主力の現代重工業は、総合重工業会社としての国際競争力を確保するため、年末の人事では、全体69人中55人を非造船部門から昇進させた。

今月初め、定期人事を行った新世界は、自社ブランド(PL)戦略を強化し、「イーマート発の価格革命を」の拡散のため商品開発本部を新設し、鄭午黙(チョン・オムク)新世界マート(旧ウォルマート)副社長を本部長に選任した。

未来成長事業分野で革新技術を優先的に確保するという戦略を打ち出したLGグループは、年末人事で、常務に新規選任された84人中21%の18人を研究開発(R&D)人材の中から昇進させた。

また、LG電子は、(株)LGの経営管理チーム長として勤務し、LGの通信・サービス系列会社の事業戦略分析や未来成長エンジンの発掘に貢献した南栄祐(ナム・ヨンウ)副社長を、アジア地域事業本部長(社長)に起用した。

LG化学は、新たな事業領域の開拓のため、グローバルコンサルティング会社「ブーズ・アラン・ハミルトン」で新事業戦略や買収合併(M&A)分野の専門家として働いたナム・チョル常務を、専門委員として迎え入れた。

今年7月、株主会社への転換を宣言したSKは、崔泰源(チェ・テウォン)会長を至近距離で補佐する申憲𨩱(シン・ホンチョル)SKエネルギー社長を副会長に昇進させ、グローバル経営に拍車をかけている。

STXグループもグローバル経営に目標を置き、26日、全系列会社を海運・貿易、造船・機会・プラント・建設、エネルギーの4大事業部門に分け、会社創立以来最大規模の64人に対する役員人事を行った。

また、LGは、グローバル競争力の確保のため、経営職の新規選任役員60人あまりのうち20%を海外事業分野を担当する人材として抜擢した。

新世界は重点推進分野の中国事業の強化のため、イーマート上海法人長のチョン・ミンホ部長を、平均より4年も早く常務へと昇進させるなど、破格的な人事を行った。

今年、さまざまな規制で苦労を強いられた建設業界も海外競争力の強化が今年年末人事の話題となった。

GS建設は、グローバル事業のタスクフォース(TF)を新設する一方、中東営業担当の許善行(ホ・ソンヘン)常務をプラント海外営業を総括するプラント海外営業部門長(専務)へと昇進させた。大宇(テウ)建設は、海外営業部門を、石油化学やエネルギー、土木、建築の4つのチームで構成される独立本部へと格上げした。