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グローバル経営とM&Aで「守りの経営」脱却中 07年の韓国企業

グローバル経営とM&Aで「守りの経営」脱却中 07年の韓国企業

Posted December. 13, 2007 03:07,   

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今年、各企業グループは「グローバル経営」などを掲げて勢いよく出発したが、「三星(サムスン)事態」をはじめ、大型の悪材料で苦戦したりもした。

しかし、経営の面では、中国など新興市場を中心とした世界経済の好況のおかげで、多くのグループの実績が改善され、現代(ヒョンデ)重工業など一部の企業は「グローバル企業」へと跳躍する成果を成し遂げたという評価も少なくない。

また、活発な企業の買収合併(M&A)などを通じ、通貨危機以来続いてきた「守りの経営」から脱しつつあるという指摘も出ている。

●グローバル企業へと跳躍…中堅グループの躍進

今年は何よりも鉄鋼や造船、機械など、基礎産業の活躍が目立った一年だった。

現代重工業グループは、中国の特需で受注物量が11月末基準で246億ドルを記録し、史上最高の規模に達した。これを受け、1〜9月までの営業利益の増加率が10大グループのうちトップで、株価も同じく業績を繁栄して、10日現在、昨年末より約217%急騰して10大グループのうち2位を記録した。

ポスコも、業績や株価、経営陣に好材料が相次ぐ1年だった。

李亀澤(イ・グテク)ポスコ会長は10月、世界鉄鋼業界最高経営者(CEO)たちの集まりである国際鉄鋼協の会長に選ばれたうえ、今年第2四半期(4〜6月)は四半期ごとの業績としては、04年の第4四半期(10〜12月)以後、初めて三星電子を追い越した。

斗山(トゥサン)グループは、機械業種の好況に加え、史上最大規模の海外M&Aを実現させる実績を残した。斗山インフラコアは約49億ドルを投資し、米国のボブキャットなど、インガーソル・ランドの3つの事業部門を成功裏に買収し、12年までに建設機械分野での「グローバルトップ3」へ跳躍することを宣言した。

10大グループ以外には、M&Aで領土の拡大に乗り出したSTXグループやユジングループの活躍が目立った。

STXは10月、世界最大のクルーズ船造船所のノルウェーのアカヤズ社を買収し、世界造船業界の注目を集めた。ユジングループは、ソウル証券やロゼン(株)、韓進(ハンジン)通運など今年だけで6社を買収したのに続き、最近はハイマートの優先交渉対象者に選ばれ、流通業への進出を目前に控えている。

●再生に成功し、透明支配構造を固める

昨年、会長逮捕の影響で苦しいことも多かった現代起亜(キア)自動車グループは今年、雰囲気の反転に成功したという評価が多い。

鄭夢九(チョン・モング)会長は、「麗水(ヨス)万博の誘致」に成功し、グローバル経営をスタートさせた。とりわけ、起亜自動車のスロバキア工場や中国第2工場の完成、現代自動車のチェコ工場の起工やトルコ工場の拡大など、海外生産基地の拡大に力を注いだ。

LGグループも昨年、史上最悪の実績を踏まえて、「復活」に成功した。LG電子やLGフィリップスLCD、LG化学の主力系列会社3社の今年1〜9月までの営業利益は、昨年同期比17.7倍も急増する目覚しい業績を示した。

SKグループやGSグループも、原油高のおかげで、主力系列会社の業績が史上最大規模に達する好況を呈した。とりわけ、SKグループは7月、持ち株会社体制への転換に成功し、透明な支配構造と共に安定的な経営権も確保した。

錦湖(クムホ)アシアナグループは昨年、大宇(テウ)建設の買収でグループ規模を拡大した中、業績の好転や持ち株会社への転換など、相次ぐ好材料で株価が大幅に上がった。

●一部のグループは悪材料に苦戦…「忘れ去りたい一年」

三星グループは今年、李健熙(イ・ゴンヒ)会長の就任20周年を迎え、類のない危機に見舞われた。主力系列会社の三星電子や三星SDIなどの業績不振や各種の出来事が相次いだ。

三星のある幹部職員は、「春は業績悪化、夏は半導体工場の停電事故、秋には金勇𨩱(キム・ヨンチョル)弁護士の暴露事態、冬は原油流出事故など、『四季の悪材料』にさいなまれた」と打ち明けた。「裏金造成疑惑」と関連して、三星の特別検事法が導入され、来年も平坦ではないという展望が多い。

ハンファグループは今年初頭、グローバル進出への戦略を発表し、意欲的な姿勢を示したが、金升淵(キム・スンヨン)会長の拘束という暗礁に乗り上げ、「試練の一年」を過ごさなければならなかった。

李承哲(イ・スンチョル)全国経済人連合会専務は、「今年、財界はさまざまな出来事で例年になく多難な1年だった」とし、「経営の面では、通貨危機以来続いてきた安定指向の代わりに冒険を選択するなど、転機を整えた」と評価した。