米テレビ、「ソウルはボストンの未来モデル」

米北東部地域の放送チャンネル、ＷＣＶＢ−テレビが、ソウルを「未来のボストンが追及すべきモデル」のひとつとして取り上げた。

同局は、先月３０日放送した番組「未来のボストン：世界経済の中で経済力を創造する」第１部で、ソウルの情報技術（ＩＴ）や文化、都市計画の現状などを紹介した。

この番組では、ＳＫテレコムを訪問し、ＩＴ大国の首都のもようを探り、デジタルメディア事業の発展像やコンピュータ化されたビジネス環境などを取材した。清溪川（チョンゲチョン）再開発事業の過程や映画「Ｄ−Ｗａｒ」を製作した沈炯來（シム・ヒョンレ）監督のインタビュー、最先端医療施設などを詳しく取り扱った。

２７日に放送される第２部では、アジアを舞台に活動する韓流スターの活躍ぶりや南大門（ナムデムン）市場、非武装地帯などが紹介される。

同シリーズは、ＷＣＶＢ−テレビとマサチューセッツ（ＭＩＴ）大学が、ボストンの望ましい未来像として選んだ４大都市を対象とし、共同制作したものだ。ソウルのほかにも、アイルランドの首都ダブリンやカナダのバンクーバー、米オレゴン州ポートランドも、ボストンが見習うべき「モデル」として紹介された。