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激化する周辺国の制空権争い、試される次期戦闘機事業

激化する周辺国の制空権争い、試される次期戦闘機事業

Posted May. 16, 2007 07:52,   

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▲米国、F22の次は無人戦闘機〓米国が1991年にF15の後続として開発に着手したF22は、第5世代戦闘機の中で初めて2005年末に実戦配備された。

F22は、敵のレーダースクリーンに現われるレーダー反射断面積(RCS)が小さな虫の大きさとなり、敵はレーダーだけではF22の接近を探知できない。このため、敵機はF22が近づき、ミサイルを発射しても、無防備に攻撃を受けるほかない。F22が「幽霊戦闘機」と呼ばれるのもこのためだ。

またF22は、現存する戦闘機の中で唯一、「スーパークルーズ」(再燃焼の必要がない超音速巡航)が可能で、最先端航空電子装備を搭載している。米空軍は、1機当たり3億ドル(約2800億ウォン)のF22を2010年代半ばまでに約300機導入する計画だ。

米国防総省は、F22の後続として、ボーイング社とともに人工知能ロボットが操縦する最新鋭ステルス無人戦闘機(UCAV)の開発にも熱をあげている。「X45」と呼ばれるこのUCAVは、テスト飛行と爆弾投下実験を終え、5年以内に量産に入るという。

▲中国、F22と競う先端戦闘機を開発〓中国は、2015年頃の実戦配備を目標に、J13、J14と呼ばれる最新鋭先端戦闘機を開発中だ。

中国の瀋陽と成都の航空会社で製造中の両機種のライバルは、米空軍のF22。グァムや日本の米軍基地にF22が実戦配備されれば、有事の際、中国の主要軍事ターゲットは、短時間で破壊される。

特に、F22のステルス性能に脅威を感じた中国は、ロシアの第5世代戦闘機開発計画を参考にして、両機種にもステルス設計を適用した。

軍事専門家は、J13、J14が実戦配備されれば、中国の既存の戦闘機やロシアの主力機種SU27よりも性能が優れており、北東アジアの軍事力バランスを崩す恐れが高いと見ている。

▲ロシア、ベールに包まれたSU47〓ロシアの第5世代戦闘機には、旧ソ連の時から開発されているSU47とミグ1.42がある。

SU47は、機体に特殊塗料を塗り、ミサイルを内部に搭載し、制限的なステルス性能を有しており、両翼が前方に曲がった前進翼で、卓越した航続能力と起動性を備えているという。しかしロシアは現在、財政難のためテスト機だけを製造し、まだ量産はできていない。

しかし、中国と日本の第5世代戦闘機の保有が本格化する場合、ロシアも短期間に量産と実践配備に乗り出すという観測が支配的だ。

▲韓国の選択は?〓韓国は、次期戦闘機(FX)2次事業計画によって、2010年から2012年までに、F15K級の戦闘機20機を導入し、第5世代戦闘機の導入を推進する計画だ。

金章洙(キム・チャンス)国防部長官は先月の定例会見で、「F15Kは、F22より古い機種だ。(日本がF22を導入した場合)韓国もそれにふさわしい適正な量を備えるべきだというのが基本的な考えだ」と明らかにしている。

米空軍のF15Cや日本の航空自衛隊のF15Jをしのぐ航法装備と射程距離300キロの空対地ミサイルを装着したF15Kは、「東アジア最強の戦闘機」に数えられる、しかし、第4世代戦闘機であるF15Kの優位は、周辺国が第5世代戦闘機を導入すれば、消えざるを得ない。

問題は金だ。現在の国防予算では、F15Kの価格の3倍にのぼるF22のような第5世代戦闘機を導入することは、現実的に不可能だ。そのため一部では、F22と同一のステルス性能を有しながらも価格の安いF35を導入すべきだとする主張も出ている。



ysh1005@donga.com