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KCC・許載監督の2人の息子、「才能まで父とそっくり」 プロバスケ

KCC・許載監督の2人の息子、「才能まで父とそっくり」 プロバスケ

Posted April. 20, 2007 08:10,   

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「パパ、頑張ってね。僕たちがいるからね」。プロバスケットボールKCCの許載(ホ・ジェ、42)監督は、今シーズン、レギュラーリーグで最下位に転落するという恥をかいてしまった。

シーズン中、成績の不振で激しいストレスにさらされて、脱毛と胃腸病で苦労してきた。そんな許載監督が最近、自分の後を次いでバスケットボールをやっている2人の息子を眺めながら、新しい意欲を出している。

▲それぞれ龍山中—サムグァン小のバスケ部の優勝を牽引〓許監督の長男のウン(14)君はソウルの龍山(ヨンサン)中学校で、次男のフン(12)君はサムグァン小学校と、並んで父親の現役時代の背番号9番をつけて活躍している。この前閉幕したソウル市少年体育大会では、2人とも所属のチームを優勝に導いた。

許監督が米国で研修していた時になる3年前、趣味でバスケットボールを始めたウン君は、シューティングとスピードに長けている。現役時代、「バスケの大統領」と呼ばれていた父親の影響で、基本がきちんとできているというのがコーチングスタッフの評価だ。

一方のフン君はヨンガ小学校との決勝戦で、17得点にインターセプトを5つも記録するなど、優れた攻撃力と守備能力を兼備しているという賛辞を送られていた。生まれつきの感覚と強い勝負根性まで持っていて「父親にそっくりだ」とよく言われる。小学校卒業生ランキング1位と挙げられるフン君は、来年は龍山中学校に進学して兄と同じクラブに所属する計画だ。

▲許監督、「子ども時代の僕より、ましです」〓用兵の資料収集のため先週、米国へ出張に行ってきた許監督は、息子の名前を書き込んだバスケットボールシューズを買ってきてプレゼントするという優しい姿を見せた。忙しいスケジュールのため、体育館を直接訪れることはできないが、子どもたちの試合が録画された映像を見ながら助言を惜しまない許監督は、「30年間に僕の世話をした父親が、『お前の子どもの時より、孫たちのほうが上手だよ』と言っていた」と話しながら微笑んだ。

ウン君とフン君兄弟は、「父のように立派な選手になるために努力する」と話した。やはり、血とはだませないもののようだ。



kjs0123@donga.com