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シャーマン氏「北、米民主党政権後に期待託すのは間違い」

シャーマン氏「北、米民主党政権後に期待託すのは間違い」

Posted November. 20, 2006 07:21,   

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民主党が多数党になった米国議会が、北朝鮮政策をめぐりどれほど強く政府を圧迫するのか、そして議会の主導で新設された北朝鮮政策調整官が、北朝鮮の核問題解決にいかなる役割を担うのかに、関心が集まっている。

クリントン政権時代の2000年、北朝鮮政策調整官として平壌(ピョンヤン)を訪れ、金正日(キム・ジョンイル)総書記と米朝関係改善について話し合ったウェンディ・シャーマン(オルブライト・グループの責任者)元大統領特別補佐官は16日、ワシントンで東亜(トンア)日報のインタビューに応じ、望ましい調整官の役割などを提示した。

「10月17日に発效された国防権限法案により、ブッシュ大統領は60日以内に調整官を任命しなければならない。同法は、1998年のクリントン政権時に任命された調整官をモデルにしたものだ。現在は民主党が多数党だが、当時は共和党だった。国防権限法案は、民主・共和両党の支持で作られた。私の考えでは、議会は明らかに(北朝鮮に対する)政策の変化を望んでいる」

——2000年当時、北朝鮮政策調整官を務めた時と現在の状況を比べると…。

「今はさらに難しい。現在北朝鮮は、8〜10個の核爆弾が製造可能なプルトニウムを持っている。ジークフリード・ヘッカー博士ら、今月初めに北朝鮮を訪れた北朝鮮専門家たちは、非常に悲観的な考えを持って帰ってきた。北朝鮮は、米国に民主党政権が発足するまで待つことに決めた可能性があるが、そうしないよう求めたい。なぜなら、民主党が政権を握っても、非常に強硬な交渉相手になるためだ。実際、クリントン政権時代、我々は北朝鮮にインセンティブを提供したが、また反対の選択(disincentive)も持ち、その使用を準備していた」

——米国が、北朝鮮特使を送るという話もある。

「今は切迫した(urgent)危機だ。特使を送ることは、6者協議を妨害しない。北朝鮮に対し、米国が真剣で、北朝鮮を攻撃せず、真摯な決定を願っているというメッセージを伝えなければならない」

——北朝鮮調整官が役割を果たすには、どのような条件が必要か。

「誰がその役を担っても、政府各省庁を出入りしながら働ける権限がなければならない。私が務めた時、感謝した点は、すべての省庁が、私が大統領と国務長官に直接答え、大統領と国務長官の認可の下、彼らに代わって調整し、指示できる権限を委任されたことを理解してくれたという点だ。誰が新調整官になろうとも、両党の信頼を得なければならない。しかし、現在候補に挙がっているとうわさされる人々、つまり交渉に反対し、北朝鮮の体制崩壊を主張してきた人々(本紙10月・28日付)は、相応しくないと考える」

——北朝鮮調整官が任命されても、チェイニー副大統領などの強硬派のために、有名無実にならないか。

「その点をまさに大統領が決めなければならない。大統領は、北朝鮮問題を交渉を通じて解決し、調整官を通じて進展させたいという考えを明確にしなければならない。根本的な政策が変わらなければ、誰が任命されるかは重要ではない」

——北朝鮮の核実験に対する韓国政府の反応をどう評価するか。

「韓国政府の目標と立場は、米国とは異なる。韓国は、北朝鮮と国境を接している。韓国政府が、国民の念願を反映しなければならないことは理解する。しかし韓国は、北朝鮮が核兵器を持ってはならないという米国の政策に絶対的に同意し、北朝鮮が住民たちの処遇を改善しなければならないという点を信じていると、私は確信する。韓国政府は、国連人権決議に賛成した。私は、韓国が北朝鮮に「核実験の強行は、見過ごせる日常のことではない」という信号を送ることが重要であり、変化がなければならないと考える。我々が努力すれば、北朝鮮は韓米関係を引き裂くことができないと思う。北朝鮮は、この競争で勝つことはありえない」

——米議会で民主党が勝利したことで、韓国内の一部では、イラクに派兵したザイトゥーン部隊の撤収の話が出ている。

「米議会は、イラク問題解決のために努力するだろう。すべての米国人が、米軍が家に戻ることを望んでいる。しかし米国人たちは、イラクが非常に危険な状況に直面していることも理解している。したがって韓国は、いかなる規模の撤収であれ、その時期を米国と緊密に協議してもらいたい」



sechepa@donga.com