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中国の大気汚染物質と化学反応、韓半島に落塵のように落下

中国の大気汚染物質と化学反応、韓半島に落塵のように落下

Posted May. 08, 2006 07:08,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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韓国内で黄砂関連の予報が発令される以前から、人体に有害な極微細粉塵(1μm以下の大きさ)が急増し始め、予報発令の時点にはすでに最高潮の濃度に至っていたことが分かった。

これは、予報が発令される前、市民が相当量の有害物質を吸い込んだということを意味するもので、対策作りが急がれると指摘されている。

また、中国で発生した黄砂が中国内の大都市上空の大気汚染物質を吸収し、韓半島に移動する過程で化学反応を起こした後、落塵のように落ちてくることが確認された。

科学技術部傘下の韓国科学財団の依頼を受けた仁荷(インハ)大学の黄砂研究チーム(化学科・盧鉄彦教授)は最近、「黄砂粒子の長距離移動反応機転糾明」という中間報告書で、このような研究結果を出した。

今年に入って一番強い黄砂に記録された、いわゆる「黄砂大空襲」が襲った4月8日。

当時、気象庁は同日午前1時半に黄砂注意報を発令した。しかし、仁荷大学の研究チームによると、普段1立方メートル当たり500万個の極微細粉塵の粒子が、黄砂注意報発表前日の7日昼12時頃、すでに800万個に増えていた状態だった。

極微細粉塵はさらに急増し、黄砂注意報の発令1時間半後に最大値(2100万個)を記録してから、減少し始めた。

窒素酸化物(NOx)と硫酸貨物(SOx)などの汚染物質が混入した極微細粉塵は、マスクをしても濾過されずに肺に吸収される0.5〜1.0μm大きさの小さな粉塵を言う。1μmは1000の1mm。

多くの市民は黄砂注意報が発令されるや、マスクをかけるか外出を慎むかしたが、その時はすでに10時間以上野放しで微細粉塵を吸い込んだ後だった。

このような現象は、2002年と昨年発生した黄砂研究の結果でもほぼ同様に表れた。

カトリック医大の林瑛(イム・ヨン、予防医学教室)教授は、「黄砂の恐ろしい理由は一般マスクでも濾過しない極微細粉塵のため」とし、「極微細粉塵が呼吸器に入ると、血流に乗って心臓に移動し、心筋梗塞を起こす危険性が高い」と話した。

研究チームはまた、中国で発生した黄砂が北京や大連などの大都市や工業都市を通る際、黄砂成分の一つである炭酸カルシウム(CaCO3)が大気汚染物質である窒素酸化物、または硫酸貨物と結合した後、化学反応を起こすという事実を初めて明らかにした。

化学反応で窒酸カルシウム[Ca(NO3)2]や硫酸カルシウム(CaSO4)のような有害物質に変わった後、まるで核爆弾投下後に発生する落塵のように韓半島に振り撤かれるとのこと。

これを受けて研究チームは、黄砂被害を減らすために極微細粉塵測定基準を大幅に強化し、予報発令時点を繰り上げるなど対策を用意しなければならないと強調した。



run-juno@donga.com