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[社説]「挑発の天才」という日本に、またやられてはいけない

[社説]「挑発の天才」という日本に、またやられてはいけない

Posted April. 24, 2006 03:22,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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韓国と日本は22日の外務次官協議で、日本は独島(トクト、日本名=竹島)付近の水路測量計画を中止して船舶を引き返し、韓国はその代わりに、韓国式海底地名登録を適切な時期に引き延ばすことで合意した。このような外交的辻褄合わせに対して、中国の京華時報は、「表から見れば『ウィン・ウィン』のように見えるが、実は日本が主導権を握り、日本に有利に流れた」と論評した。

日本は、韓国の地名登録をひとまず阻止したのだから成功であり、水路測量は歴史上行なったことがないため、「しなくても現状維持」という話だ。同紙は、「挑発された韓国は、武力も辞さないという姿勢で国際的な関心を引いたが、これも日本の独島紛争化の意図にはまってしまった」と指摘した。

外交交渉の合意前に、日本系韓国人の保坂祐二・世宗(セジョン)大学教授は、「日本は挑発の天才だ」と話した。多くの内戦を経験した日本は、「戦う前の勝つための事前工作に緻密であり、今回の測量挑発も準備された挑発だった」と同氏はみている。

日本は、測量を完全にあきらめたわけではない。「6月末まで中止」という合意期限が過ぎれば、いつでも「2隻の船舶と外交官数人」という安い投資で挑発を再開する余地を残している。私たちの憂慮は、まさにここにある。韓国は「挑発の天才」に対抗して、独島主権を堂々と守り抜き、韓日関係の大局を見つつ、総体的に国益を傷つけずに国際的にも支持される外交をしなければならない。5月から再開される排他的経済水域(EEZ)交渉が、その試金石になるだろう。

今回の事態の鎮静過程で、米国も日本に「圧力」を加えたという。中国の急浮上で、北東アジアの不安定性が大きくなる状況であり、米国としては、両同盟国の対決が負担だったのだろう。東シナ海のガス田開発をめぐり日本と対立している中国も、大きな関心を持って事態を見守ったはずだ。韓国は、北東アジアのこのような国際政治の躍動性を活用しなければならない。これに向けた外交力量の強化が急がれる。自主という言葉を繰り返している状況ではない。