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「ゴルフ首相」謹慎を約束しておきながら…

「ゴルフ首相」謹慎を約束しておきながら…

Posted March. 03, 2006 09:33,   

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李海瓚(イ・へチャン)首相が、鉄道ストの初日であり、また3・1節(独立運動記念日)記念行事が開かれていた時間に、釜山(プサン)でゴルフをしていたことが明らかになり、論議を呼んでいる。

李首相は1日午前、飛行機で釜山に向かい、午前9時30分頃、機張郡(キジャングン)のアシアド・カントリークラブで、地元企業S社のS会長ら企業家たちと2組に分かれてゴルフをした。

李首相は、同じ時間にソウル鍾路区(チョンログ)世宗(セジョン)文化会館で開かれた3・1節記念式には出席せず、非公式スケジュールを考慮して、警察の警護を要請しなかった。

今回のゴルフは地元企業家たちの要請で、以前から約束されていたという。李首相は、ゴルフを終えて、午後3時頃クラブハウスで食事をし、具合の悪い夫人の母親を見舞った後、午後8時30分頃、上京したという。

李首相がゴルフをした日は、韓国鉄道公社の労組がストを開始し、建設交通部や労働部、警察、検察、地方自治体が、非常事態勤務をしている状況だった。

これについて市民たちは、「非常事態の総括責任を負うべき首相がゴルフを楽しんでいたということは、不適切な行動だ」と指摘した。

首相室の関係者は、「首相は、夫人の母親の見舞いも兼ねて、釜山の企業家たちと会ってゴルフをした」と説明した。

また同関係者は、「大統領と首相が出席する行事は分けられている。3・1節の行事は、大統領が出席する行事だった」と弁解し、「鉄道スト対策は前日に立て、現状況の事態把握などの業務遂行には、まったく問題がなかった」と述べた。

李首相は、植樹の日の昨年4月5日、江原道襄陽郡(カンウォンド・ヤンヤングン)で、大型の山火事が起こった時もゴルフをしていて、物議をかもしたことがある。

当時、野党が、「首相としての資格がない」として辞任を求めると、李首相は国会答弁で「謹慎する」と約束した。

しかし3ヵ月後の7月2日、南部地域の集中豪雨の時も、済州島(チェジュド)で陳大済(チン・テジェ)情報通信部長官、李基雨(イ・ギウ)首相秘書室長らとともにゴルフをした。

昨年12月には、釜山の企業家D氏が製作した鳳凰柄のゴルフボール・セットを歳暮の贈答品にした。

また李首相は、大統領府や検察、警察、裁判所に対してロビー活動をした疑惑を受けているブローカーのユン・サンリム容疑者と、03年に2、3回に渡ってゴルフをしていた事実が最近明るみになった。



silent@donga.com mhpark@donga.com