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「無礼な日本外相」ニューヨーク・タイムズが社説掲載

「無礼な日本外相」ニューヨーク・タイムズが社説掲載

Posted February. 15, 2006 04:47,   

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米有力紙ニューヨーク・タイムズが、日本の麻生太郎外相の歴史意識を痛烈に批判した。

同紙は13日、「無礼な日本外相」というタイトルの社説で、「麻生外相が日本の軍国主義と戦争犯罪に対して怒りをあおる発言をし、正直でも賢明でもない姿勢を見せている」と指摘した。

同紙は2日前、小泉純一郎首相が歴史も知らず勉強もしないと批判した読売新聞の渡辺恒雄グループ本社会長兼主筆の特別インタビュー記事を掲載した。

同社説は、「第2次世界大戦は、今日の大半の日本人が生まれる前に終わったが、日本の学校教育では、韓国女性の性奴隷化、南京大虐殺のような残酷な事件への日本の責任が適切に扱われたことがない」とし、「このことがまさに、昨年秋の就任以降の麻生外相の一連の発言に対して、多くのアジア人が憤る理由だ」と指摘した。

さらに同社説は、「麻生外相の発言は、隣国の感情を傷つけることはもとより、自分が奉仕する日本国民にも害を与える」としつつ、「麻生外相の外交センスは、彼の歴史認識と同様奇妙(odd)」と酷評した。



mickey@donga.com