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KBO朴容旿総裁、就任7年で年末に辞任へ

KBO朴容旿総裁、就任7年で年末に辞任へ

Posted November. 26, 2005 07:19,   

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初の「民選総裁」である朴容旿(パク・ヨンオ)韓国野球委員会(KBO)総裁が辞任する。

朴総裁は25日、KBO広報チームを通じて「身の上の理由で12月11日、ゴールデングローブ表彰式を終えた後、KBO総裁を辞退する」ことを明らかにした。

朴総裁は、1998年12月に第12代総裁に選出されてから7年間、KBOを引き受けて来た。任期は来年3月までだが、今年7月に表面化した斗山(トゥサン)グループの兄弟同士が経営権を巡って争った、いわゆる「兄弟の乱」波紋に巻き込まれ早期退任を決めた模様だ。

これまで、朴総裁が総裁に就任するまでは、政治家が総裁職を務めていた。政治情勢の変化によって相次いで総裁の変わる悪循環が繰り返されると、8球団は1998年当時のOB球団オーナーだった朴総裁を全会一致で首長に擁立した。

朴総裁は在任期間中に、自由契約選手(FA)制度導入、サンバンウルとヘッテの2球団の成功的な売却、タイトルスポンサー契約及び中継権料の多年間契約、プロとアマチュア野球の統合など大きな懸案を無難に解決した。

後任には辛相佑(シン・サンウ)元国会副議長が有力視されている。再び「官選総裁」時代に復帰する格好は決して歓迎されないことだが、現在の球団オーナーの中で次期総裁を希望する人物がなかなか見当たらない模様だ。

7回当選で盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の釜山(プサン)商業高校10年先輩でもある申氏は、「まだ具体的な話を聞いたわけではない。もし推薦があったら引き受けるつもりはある」と言う主旨を側近を通じて明らかにした。

KBOは12月中旬に取締役会を開き、在籍理事4分の3以上の同意を得て後任総裁を推薦する予定だ。推薦を受けた候補は、球団オーナーの会である総会で4分の3以上の賛成を得たうえで、さらに監督官庁である文化観光部の承認を得れば正式就任されることになっている。



uni@donga.com