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「拉北」発言にあわてた統一部関係者

Posted November. 12, 2005 08:49,   

Updated November. 30, -0001 00:00

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8日から10日まで、金剛山(クムガンサン)で開かれた第12回南北離散家族再会の期間に、統一部関係者が韓国側記者たちに、北朝鮮側に対する不当な謝罪をうながすなど、不適切な言動があったことにより、論議が起こっている。

離散家族再会共同記者団によると、再会行事で北朝鮮側は、1987年に北朝鮮に拉致されたトンジン号船員の家族再会に関する報道について、「拉北(北朝鮮への拉致)」という表現を問題視して、放送の送信や取材を阻止した。

統一部のホン審議官は8日、同事件について韓国側記者団に、「韓国の記者団が謝罪したほうがいいだろう」という考えを伝えた。

共同記者団関係者は、「ホン審議官が、『韓国の記者団が拉北という表現を使い、北朝鮮側を刺激したので、円満な解決のためには譲歩する必要がある』として、事実上、韓国側の謝罪をうながした」ことを明らかにした。

ホン審議官はまた、9日午前、共同記者団の一部関係者に、「北朝鮮側は、このようなやり方で韓国が乗り出せば、行事を進行させる何の理由もないという立場だ」とし、「取材ができなければ、韓国記者団だけが損をする」と述べたりもした。

これに対し、一部の記者たちは「問題となった『拉北』という表現は、韓国政府の一貫した公式的な立場であり、謝罪する理由はない」とし、「政府関係者が、政府の公式用語である『拉北』という表現の使用について、上層部に確認の電話をかけて時間を浪費するなど、北朝鮮側に都合のいい口実を作っただけだ」と指摘した。

記者たちはまた、「北朝鮮に拉致された船員と家族との再会が予定された状況で、北朝鮮側の不当な要求に抗議するどころか、正当な韓国政府の立場すら適時に正確に伝えられなかったことが問題だ」とし、異議を申し立てた。

一方、ホン審議官は、訪朝前に共同記者団に対し、「泣いて抱き合う離散家族の姿は食傷ぎみなので、明るい姿の美談の記事を積極的に掘り出してほしい」とし、「報道記事を評価して、マスコミ関連機関に推薦する」と発言して、ひんしゅくを買った。





jaykim@donga.com jaykim@donga.com