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この7月、スパイ経歴10人の訪朝を許す

この7月、スパイ経歴10人の訪朝を許す

Posted October. 12, 2005 07:04,   

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統一部が今年7月、スパイやパルチザンとして活動した経歴のある保安観察対象者10人の訪朝を承認したことが分かった。

そのうち5人は、03年末に金剛山(クムガンサン)観光を申請したが、国家情報院(国情院)や法務部などの身元情報確認過程で前歴が分かり、訪朝が許されなかったが、今年7月、祖国統一汎民族連合関係者およそ200人が金剛山を団体で訪問する際、再び訪朝を申請し、承認を得た後、北朝鮮に行ってきた。

こうした事実は11日、野党ハンナラ党の金在庚(キム・ジェギョン)議員が公開した国家人権委員会の「金剛山観光関連・平等権侵害陳情事件」関連の内部文書を通じて分かった。訪朝承認当時、統一部は訪朝を申請した保安観察対象者10人に対し、国情院の「承認に不適切」という意見にもかかわらず承認措置を取っていた。これについて統一部は同日、記者会見で「政治的行事ではない単なる観光を制限するような特別な理由がなく、人権レベルから許した」と説明した。

同委の文書によると、金氏(80、女)ら5人は03年11月、「祖父母と共にする金剛山陸路紀行」に参加するため申請をしたが、身元情報の照会で摘発され、金剛山観光の承認が保留となった。年齢が70代前後の彼らには、かつてスパイやパルチザンとして活動したり、軍部隊に侵入し韓国軍5人を殺害した前科などがある。

金氏らは「出発の5時間前に不許可を通知され、釈明の機会も与えられなかったのは、人権・平等権の侵害」として人権委に陳情し、人権委は22カ月にわたり結論を下せずにいる状態。一方、統一部が北朝鮮の「アリラン」公演を観覧する申請者のうち520人を、法務部の照会意見なしに北朝鮮に送ったという東亜(ドンア)日報の報道(11日付・A1面)について、「金剛山観光は法務部と(身元照会などを)協議しない。最終的な承認は統一部長官がするから、法的に問題がない」と明らかにした。

しかし、統一部は03年末、金氏らの訪朝を許可しなかった当時は、法務部と国情院・警察庁の身元照会や検討の意見をすべて聴取した後、「団体で北朝鮮を訪問する際、帰還を拒否するなどの突出行動で、国益を著しく阻害する恐れがあるという関係省庁の意見」を、不許可の理由に挙げていた。



lightee@donga.com gun43@donga.com