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中国のハッカーグループ、韓国サーバー経由し日本攻撃へ

中国のハッカーグループ、韓国サーバー経由し日本攻撃へ

Posted July. 14, 2005 02:07,   

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8月15日を期して、中国のハッカーグループが、韓国内のサーバーを「攻撃の中間ルート」にし、日本の各種インターネットサイトで大規模なハッキング(コンピューターへの不正侵入)を行うものとされ、議論が広がっている。

とりわけ、中国のハッカーグループがインターネットアドレスへの追跡を避けるために経由しようとしている韓国内サーバーは、大学だけでなく一部政府機関まで含まれるとされ、大きな波紋が予想される。香港の文匯報は2日「世界5大ハッキンググループの『中国紅客連盟』が今年7〜9月にわたり、日本国内の反中国ウェブサイトに対する大規模なハッキングを計画している」と報じた。

中国紅客連盟は、北京大傘下の社会科学院の学生や卒業者を主要メンバーとして構成された中国最大のハッキンググループだ。文匯報はまた、中国紅客連盟が3グループに編成され、△情報収集グループは日本の各サイトの弱点を把握し、△補修維持グループは日本側の反撃に備え、△攻撃グループはわい曲教科書で問題になった扶桑社のサイトなど日本国内の反中国ウェブサイトを攻撃する計画だと付け加えた。

これと関連し、同連盟所属のあるハッカーは、最近、韓国の知り合いに「この攻撃には、韓国内の大学3校とオンラインゲーム会社のサーバーが経由地として検討されている状態」とし、「これらサーバーは意外とセキュリティーが甘く、IPアドレスのロンダリングに適切であることが分かっている」と話した。同ハッカーは「13日現在、ハッキングに加わることにしている中国のハッカーは4万5000人にのぼる」とし「8月15日を見守るように」と話した。

中国の各ハッカーグループが韓国のサーバーを経由地にしようとしている理由は、今年4月、中国全域に広がった大規模な反日デモに合わせて、中国のハッカーグループが日本のウェブサイトを攻撃したが、日本側が中国側のIPアドレスを全て遮断し、攻撃が実現できなかったため。中国の各ハッカーグループが韓国を経由し、日本のウェブサイトを攻撃する場合、日本測もIPアドレスを遮断しにくくなると計算したものとみられる。

これについて、圓光(ウォングァン)大ハン・ソングク(コンピュータ工学科)教授は「万が一、中国のハッカーグループが韓国のサーバーを自由自在に利用できるように放置するとしたら、サイバー情報戦争において韓国の領土を譲るような格好になる」とし「韓国内のサーバーを許可なしに経由できるということは、そこに含まれる情報まで簡単に操作できるという意味になる」と指摘した。



sunhong@donga.com thinkpark@donga.com